2006年10月11日

結束力

最近の中3生のがんばりについては、何度となく話して
きていますが、今日、とある塾長のブログを読んでて
あ、なるほどなと思ったことがありました。
我々塾をやっている側としてはどんな子でも受け入れ
どんな子の成績もあげたいと思います。

しかしながら、こちらの意図に反して、塾の雰囲気
が変わったり、イメージができたりということがあります。
また思うように成績をあげることができないということも
あります。

今年の3年生は確かに「仙台南高校進学コース」という
より具体的な目標を掲げ、回数増や補習を徹底的に
おこなってきたことは事実です。
でも生徒自身がやる気にならなければ、伸びるものも
伸びません。
つまり、今年の3年生は、自らどんどんやる気をもって
くれたわけです。
その一つの要因として、春以降中3で入塾した塾生
がいないということが考えられます。
確かに中3の夏期講習の時期など、新規の入塾生
が集まる時期はありますが、幸か不幸か、中3の新規生
は来ませんでした。
結果的に、今いる中3生は全員春から一緒にがんばっているメンバー。
そんことで中3の結束力を生み、口には出さずとも
お互いをライバルと思い、時には仲良く、時には
敵対しながら、いい意味で切磋琢磨しあってきたと
思います。
この南コースはやはり1年かけて、力をつけ、やる気を
育てるのが目的でしたから、よかったのかもしれません。

たぶん、このいい雰囲気のまま受験までつなげそうです。
確かに、3年の中総体が終わってから、中間テストが
終わってから・・・と考える方もいらっしゃると思いますが、
短い期間で力を伸ばしても、それは本当の力にはなりません。
中3になってから・・・ではなく、中3になる前に入塾して
いただき、中3の1年間は4月〜受験までともに同じメンバーで
戦う体制にしていきたいと思います。

理想かもしれないですけどね。
posted by じゅくちょー at 22:53| Comment(0) | 未分類
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