2008年04月29日

どこまで戻るか・・・

内容が理解できない生徒がいた場合、どこまで
戻るか・・・これはある程度わかるのですが、あとは
時間との戦いと現在進行形の単元とどう折り合いを
つけていくか・・・ということになります。

小学生にしても、中学生にしても、問題がわからない
生徒の多くが、小学校の勉強をおろそかにして、
答えだけを求める勉強(←これは勉強とは呼べません
が・・・)をしてきたつけがまわってきてる感じです。

勉強の中にはただ覚えるだけのこともあります。
多くの生徒は覚えてる過程において、自分なりの
工夫をしたり、自分なりに推測をたてて、覚えていくもの
なのですが、この「推測」ができない子が多いです。
そういう子は覚えるのにも時間がかかり、しまいには
「記憶力がないから」という常套句で逃げようとします。

やはり普段の生活においても、すぐに答えを与えるのは
よくないということを痛感しています。
答えが与えられれば、人間、満足してしまいますからね。

答えだけを求めてきた生徒に、考える力を与える・・・
簡単そうで難しいことです。
どこまで戻るか・・・という単純なことではなく、思考そのもを
変えていかなければならない・・・かなり時間は必要なのかも
しれません。
やはり早い段階で気づかせないと、後々取り返しのつかない
ことになりそうな気がします。

今日は二女のコンサートに行ってきました。
毎年のことながら、心が洗われます。

posted by じゅくちょー at 23:13| Comment(0) | 未分類
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