塾の指導の中で、本気で叱る場面が何度かあります。
宿題忘れ、集中力の欠如、以前言ったことをことごとく忘れている時
などなど・・・。もちろんそのほかにも意図的に叱るときもあります。
でも多くの場合、叱る相手は私の期待している生徒です。
「おまえはそんなもんじゃねえだろう」などと心の中で思っています。
「塾長怖い!」と言ってる生徒ほど、塾に頻繁に来ます。
そんなもんですよね。
生徒の中には叱られて塾で涙を流す生徒がいます。
でも涙を流す生徒の多くは悔しさですね。
本気と本気がぶつかったとき、死ぬ気でがんばったのに
目的が達せられなかったとき・・・たぶん、悔しくて悔しくて
涙が出てくるのでしょう。
でも、悔しくて流す涙は大好きです。勉強というのは
本気でやれば普段の生活では味わえないほどの悔しさと
喜びを感じるはずです。
テストで不合格になり「ああ、また追試だああ」などと笑って
言ってるやつは伸びません。
ぐっと答案を見つめ、悔しそうな顔をしているやつに期待します。
今日もいろんなドラマがありました。笑顔も悔しさも・・・。
今日、生徒がみんな帰ったあと、ふとこの5年間のことをいろいろ
考えていました。笑顔と涙と叱りと・・・まさに喜怒哀楽が満ち溢れた
空間です。
ここにずっといられることを幸せに思います。
2008年06月01日
悔しさをもてるか
posted by じゅくちょー at 23:17| Comment(0)
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