昨日、新中2を締め切ったということを書きましたが、
定員制については私自身、決断する上でずいぶん悩みました。
学年を問わず生徒は増やしたい、でも同じ学年にある程度
以上の人数が集まると、その学年が受験を迎えたとき
補習だ、自習だ・・・となって座席が足りなくなったり、個々への
対応がおろそかになるのが明白です。
そこをなんとかするのが塾長の仕事・・・と言われればそれまで
なのですが、物理的な問題はどうることもできません。
本部に相談したときは、他校舎で定員で切る例はないですとの
ことだったので、かえってマイナスになるのかなとも考えた
のですが、やはりこうしないと、塾生や保護者から不満が出る
可能性があると思っています。
20人という人数に明確な根拠があるわけではないのですが、
今年の中3、20名で進めてみて、やはり動けるギリギリのラインだ
と痛感しました。
通常授業だけならなんとでもなるのですが、そういうわけにもいかない
ですからね。
よくある「限定」とか「あと何人」というのをずっと使い続けるという
せこい考えではなく、現実のありのままをお知らせしています。
ありのままといえば、保護者の方からご質問等いただいていた中で
なかなかお知らせすることができなかったこととして、年間でいったい
どのくらいかかるの??という疑問にお答えするため、ホームページ
の標準料金のページの中に、中3と中1の標準的な年間費用総額を
提示させていただきました。このような形で提示する塾はそう多くはない
と思いますが、保護者にとって一番怖いのは、入塾時は安い金額を
提示されて、実はあとから追加徴収があるというパターンではない
でしょうか。
ですので、季節講習会は別途、補習の料金は別途・・・とはせず、
中3でいえば、多分かかる最大の料金を載せました。
もちろんこの数字を見れば、「冗談じゃない。こんなに出せない」と
思われる方も多いでしょうし、だったらほかの塾を探すという方も
出てくると思います。
ただ、校舎独自のホームページを公開し、ブログを書き続けている
中で、できるだけ嘘、偽りのない情報を提供し続けたいと思っています。
指導や塾の方針だけでなく料金面でも納得いただいた上で入塾
していただきたいと思っています。
ただ、裏を返せば、最大かかる金額さえわかっていれば、ある程度の
覚悟をもって塾に通わせられるでしょうし、我々も責任をもって
仕事に臨めます。
一言付け加えるなら、うちの塾は入ってからのサービスには結構
力を入れていますので、これでもかというくらい無料の講習を用意して
いますし、とことん生徒にかかわっていきます。
入塾時のお得感ではなく、入った後のお得感を感じてもらいたいと
思っています。
今日も小6の保護者の方から「小6はまだ大丈夫でしょうか?」と
心配しながらの問合せ電話を受けました。
今のところ、締め切った新中2(現中1)以外は余裕ありますので
ご安心下さい。ただ、新中3・新中1とも問合せが続いていますので
まずはお気軽にお問合せ下さい。
これからも自塾にとってデメリットになることがあっても、可能な
限り情報公開はしていきたいと思います。
小さな塾が信用を得ていくためにはそういうことの積み重ねだと
思っています。
2009年02月12日
定員制と情報公開
posted by じゅくちょー at 23:51| Comment(0)
| 未分類