2011年03月23日

公立高校合格発表

今日、8日遅れで公立高校一般入試の合格発表がありました。
合格した者はもちろん、残念ながら不合格だった生徒も
自分の口で、あるいはメールで直接私に連絡をくれました。
そのことについて、18名の中3塾生に感謝したいと思います。
結果からいえば、18名中、合格8名、不合格10名という
かなり厳しい結果でした。
正直、この文章を書きながらも時々涙が出てくるくらい悔しい
思いがあります。
私は今年の中3生、19名+7月にいわきに転校した1名の
合計20名の中3塾生全員のことが大好きです。
だから、全員に第一志望高校に合格してほしかったです・・・。
合格率ではありません。全員が合格してほしかった・・・。
単に数字の結果・・・いわゆる合格実績だけで生徒一人一人の
頑張りを埋もれさせたくない・・・そんな思いがあります。

結果は非情です。
朝塾を毎日がんばり、直塾、夜の残り、土日の補習・・・
数え上げればきりがないくらいたくさんたくさん頑張って
いました。そんな生徒たちだからこそ最後全員の笑顔を
見たかった・・・。
もちろん私が「結果主義」と言っている言葉どおり、
全員を合格させるだけの力をつけてあげられなかったこと
は私の力不足です。それは言い訳のしようもなく、
申し訳ない気持ちです。
電話口で泣いている子もいました、相当つらいのに一人で
直接不合格の報告をしに来てくれた子もいます。
「よくがんばったな」・・・そんな言葉しかかけてあげられ
ませんでしたが、泣けるということはそれだけギリギリまで
頑張ってきたということだと思います。
頑張ってきたからこそ悔しいのだと思います。
うちの生徒は心の優しい子ばかりです。だからこそ
心のどこかで私立に行って親に負担をかけたくない
という思いがあるはずです。
涙の裏には悔しさだけでなく、親への申し訳なさも
あるのだろうと思います。
今日はいっぱいいっぱい泣いてください。
みんなの気持ちを全部受け止めてあげます。

でも壮行会の時にも話したとおり、これで人生が
決まるものでもありません。
むしろ、これからが大事なんです。
うちの卒塾生でも公立に不合格で私立に進み、
目標をもって大学に進んだ生徒や、公立の連中を
見返す覚悟で頑張っている生徒をいっぱい知っています。
今はまだ気持ちが切り替わらないと思うけど、
こういう経験をした人はすごくすごく強くなります。
人の気持ちをわかる人になれます。
全員来てくれるかどうかわかりませんが、来月、改めて
全員集まる場を設け、その時に一人一人に手紙を
渡そうと思っています。
一人一人への高校生活スタートにあたっての
激励ラブレターです。
明日からじっくり書いていこうと思います。

まだ顔を見ていない、不合格だった生徒たちと顔を
あわせるのはつらいです。
「ごめんな」・・・そんな言葉しか出てこないかもしれません。
でも一人一人の頑張りは誰がなんと言っても評価します。
日本一の生徒たちです。大好きです。・・・

今日は合格したみんなにはあまり派手にお祝いの言葉を
かけてあげられなくてごめんなさい。
でもがんばってきたのはみんな同じ。
だから19名みんなよくやったよ。
そして名学館富沢校で最後まで頑張ってくれてありがとう。
posted by じゅくちょー at 21:00| Comment(2) | 未分類

今日の出来事

今日(22日)から授業形式での再開。
午前中は小6の授業を通常より30分延長して
2時間枠でやりました。今日は6名来てくれました。
同時に中3の授業を2時間おこないました。
今日は5文型の説明と演習をおこないました。
まだ頭がフル回転していない感じでしたが、
相変わらず集中して2時間頑張ってくれていましたね。
今日は6名でやりました。
しばらくの間授業も1:5にできないケースが出てくる
と思いますが精一杯の対応をしてまいりますので
ご了承ください。
午後は中2の授業。数学と理科の復習をプリント演習
という形でやってもらいました。
今日の中2は私と講師の2名体制で生徒は11名。
いつもより2時間長い4時間授業でおこないましたが、
みんな集中して頑張っていましたね。
こういう言い方すると誤解を招きそうですが、あれだけ
大きい地震を経験したせいか、震度2〜3程度の余震
ではさほど驚かなくなり、冷静に対応できています。
もちろん、私は敏感に反応していますが・・・。
というわけで、今日は合計23名の生徒が頑張った
ことになります。
もちろん来られない生徒もいます。ただ、その一方で
自分たちの本分が勉強であり、これだけ学校が休みに
なってるときだからこそ頑張ろう・・・という気持ちに
なってくれているのでしょうね。

今回の震災をきっかけに塾から足が遠のき、退塾に
つながったケースがあります。
もちろん私の力不足であることは否めません。
でも今年の中3がそうだったように、いろんなことが
あって、いろんな思いが生じて、勉強をやめよう、
塾に行くのをやめようと思うことは何度もあるはずです。
そこで踏ん張り、頑張ってきてこそ、精神的にも
強くなると思っています。

退塾は残念なことですが、そういう結論に達した場合には
無理に引き止めてもしかたありませんので、
深く理由は聞かずに退塾処理をさせていただきます。

今日、教材会社の方とお話させていただきました。
塾生のご紹介をしていただいたり、転校する塾生に
新しい土地での塾を紹介していただいたりした
本当にお世話になっている方です。
私は営業マンの方とは対会社というより、対個人
として見ていることが多いのですけどね。
その方に、ついいろんなことを愚痴ってしまいましたが
「今は我慢のとき。新規で塾に入ってくる生徒は
いないかもしれないけど、今いる塾生を大切に
してればきっといいことありますよ」と・・・。
本当に温かい言葉です。
そうですね・・・きっとそうなんだと思います。
日中腹立たしいこともありましたが、なんか救われる
思いがしました・・・。

今日、昨日の壮行会の写真を生徒たちにメールで
送りました。
(中学卒業までは生徒自身とのメールは一切しない
のですが、卒業後は解禁にしています)
生徒に「受け取ったら、ありがとウサギ」って答えてね。
と書いて送ったら、次々と「ありがとウサギ」という
返信メールが届きました。
合格発表前の緊張の夜、少しでも心がなごんだかな。
頑張ろう東北!
posted by じゅくちょー at 00:08| Comment(0) | 未分類
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