2011年04月17日

サービスって・・・

今日、新中3の保護者向けに高校入試説明会を
おこないました。いろいろ話したいことが多かった
せいで、予定の2時間を多少オーバーしてしまいました。
申し訳ございませんでした。
でもお休みの日にもかかわらず多くの方に集まって
いただき、感謝しております。
高校入試のしくみ、高校の選び方など話したあと、
今年度の取り組みなどについても話しました。
その時にこの1年どのくらいの費用がかかるか
という話もしました。
うちはすべてにおいて正直で情報公開する主義です
ので、数字についても包み隠さずお話しています。

簡単に言えば、週3回通い、夏期講習、冬期講習も
5教科パックで各60時間の受講、模試も毎月受けて・・・
という想定で年間約65万。
この数字を見ると、きっと「高い」と思われる方が
多いと思います。
もちろん大手集団塾に比べたら間違いなく高いと
思います。

でも、なんでもかんでも「無料」にするのが本当に
いいことなのか・・・と考えてしまいます。
「無料」=一番のサービス
と考える方も多いので、多くのお店や塾が
「無料〇〇」という企画をまずは立てますよね。
でも、誰かがサービスをするために動けば
そこに「対価」が発生するのは当たり前のこと。
当然、うちの塾も講師の人件費や、教室の家賃、
電気・水道代、その他多くの費用が発生します。
うちのような小さな塾は体力がありませんから
安易に「無料」というサービスは行いません。
([行えません」と言ったほうが正確ですね)
「無料」と思えば、受けるほうの意識も「まあ、無料だし・・・」
となり、真剣味に欠ける場合もあります。
私は以前から塾に通うことを通して、社会勉強も
してほしいという思いがあります。
挨拶、言葉遣いはもちろん、提出期限の厳守、
スケジュール管理、安易に休まない・・・などなど。
社会人としての常識を生徒たちにも当たり前のことと
して要求しています。
実はお金に関してもそう・・・。
中学生の中にはお金は降って湧いてくるかのように
あるいは要求すれば必ずもらえるもの・・・のように
思っている子もいますが、お小遣いとしてもらっている
お金も塾に払っているお金もお父さん、お母さんが
働いて得たお金です。そしてそのお金は・・・お父さんや
お母さんの仕事に対する対価となるわけです。
なんでもかんでも無料がいい・・・というのは売る側
サービスする側のことを考えない論理でもあります。

私は近くのセブンイレブンさんや、赤井沢さんなど
よく行くお店で、物を買う時は「ありがとう」の思いを
こめてお金をお支払いしています。
きっとこのお金がお店の売上になり、そこからスタッフの
皆さんのお給料になり、あるいは取引先へのお支払い
になり・・・そしてまた循環して・・・。
我々はお金を払う時、手元からなくなるので、0になった
という思いがありますが、お金は単に移動しただけで、
このお金が誰かのためになっていくのだなと思うように
しています。

ボランティアでやるべきことがある一方で
仕事としてやるべきこともあると思っています。

私たちは塾生の保護者の方々から、授業料等で
お金をいただいています。
それは我々が生徒や保護者の方にしているサービス
の対価です。
ですから、いただいている対価以上のサービスを
したい・・・しなければと思っています。
そうすることで生徒や保護者も満足し、我々も嬉しく
思える・・・。
だから塾生に対して補習や講習などのサービスを
どんどん付加していきます。
2万円の授業料に無料の講習がついているよ・・・
ではなく、いただいている2万円にどれだけの付加価値を
つけるか・・・を考えているのです。

だから、無料ありきのサービスをするつもりはありませんし、
安易に「無料」という言葉で新規生を集めることもしません。
(体験授業は無料ですが・・・)
納得して、お金をお支払いいただいたあとに、付加価値を
つける・・・
まあ、そういうのは営業戦略上、生徒を集めにくいのかも
しれませんけどね。

今日も話しましたが年間65万高いなあ・・・と思わせておいて、
授業や季節講習以外の無料補習が200時間以上・・・。
季節講習会も年々プラスする講座数が増えていったり
してるんですけどね。
安いとみせかけてどんどん高くなっていく・・・
ではなく高いと思わせて(それでも納得いただいて)、どんどん
サービスが付加されていく・・・
そんな塾であり続けたいと思います。
少なくとも今通ってらっしゃる生徒さん、保護者の方は
料金に納得はいただいているわけですから、もっともっと
サービスをしていこうと思います。
まだまだ企画は考えています。



posted by じゅくちょー at 18:56| Comment(0) | 未分類
簡単アクセスカウンター
アクセスカウンター
RDF Site Summary
RSS 2.0