と思っています。
ただ現実は厳しいこともいっぱいあります。
今日は用事があって銀行に行ってきました。
その時、震災の影響もあって、生徒数が減少して
いる現実への金銭的な対応についてご相談させて
いただきました。こういう状況下ということもあり、
いろいろお話を伺うことができました。
大手のように体力のないところはうちと同じよう
厳しい現実に直面しているんだろうなあと、改めて
感じました。
頑張らなきゃと前向きに思う反面、頑張れるのだろうか
という不安も常につきまといます。
夏までになんとか昨年並みには回復したいですけどね。
なんとなく今日は歩きたい気分だったので、銀行のある
長町まで歩いて往復しました。
途中いくつかの建物にブルーシートやガムテープが張られ
ている箇所があり、休業状態が続いているようなお店も
いくつかありました。
頑張ろうとしている人たちの陰で頑張りきれない人も
大勢いるんだろうなと思うと、現実の厳しさを改めて
思い知らされます。
夕方、1Fのいつもお世話になっているsuzuYaさんの
マスターにお会いしたので、近況を尋ねようとした
ところ、開口一番「今月で閉店するんですよ・・・」と。
頻繁に行っていたわけではありませんが、3年間、
同じ個人事業者として小さいながらも励ましあって
頑張ってきた仲ですから、かなりショックです。
生徒たちも特に今の高3の6期生、高2の7期生は
何度かランチでお世話になってましたし、徹夜勉強会
のときには差し入れを持ってきてくださったり、
お店を貸しきって壮行会をしたり・・・。
生徒たちにも思い出深い場所だったと思います。
この震災で建物や中の被害はほとんどないものの、
客足が減り、食材の供給も来ないと・・・。
結局はそういう時も大手が優先されるのが現実
なんですね・・・。
非常事態にどれだけ踏ん張れるか・・・
どん底から這い上がって・・・
理想論はありますが、現実はそんな甘いものではない
のだと思います。
「頑張ろうとしたけど、今月初めにあった余震で
心が折れてしまいました」というマスターの言葉が
胸に響きました。
誰も憎むことのできない震災・・・。
きっと県内のあちこちで、小さな「頑張ろう」がつぶされて
いってるんでしょうね。
今さら何ができる・・・ではないですが、
最後に感謝の気持ちを何らかの形に表したいなと
思っています。
6期生、7期生にも相談していきます。
(お酒は飲めませんけどね)
今、うち以外でも個人で必死に頑張っている、必死に
戦っている方々がいらっしゃいます。
今日も長町からの帰り、店頭でお惣菜を売っている
ところがありました。
普段なら通りすぎてしまうところですが、つい
立ち止まり、から揚げを買いました。
「おいしいですよ。ありがとうございます」
若い青年の言葉に何か元気をもらったような気が
しました。
いろんな塾のブログなどを読んでても、やはり
心に響く、思いを感じるのは、個人で頑張っている塾
です。
みんな明日の生活がどうなるかさえ分からない中
目の前の生徒たちを勇気づけ、共に戦っていこうと
してるんだな・・・そんな風に思います。
今日も明日も頑張り続けます。
頑張りきれなかった方々の分まで・・・。
笊川沿いの桜が満開です。
