2011年11月02日

付加価値

今朝の朝塾は中3が3名、中2が2名・・・
まだまだ寂しい限りです。
この静かな環境・・・利用しないのはもったいな
い話です。

当塾は個人塾とはいえ、本部があっての教室です。
まあ、そのしくみについては、どうこういう話では
ないのですが、本部がある以上、料金設定を変える
わけにはいかないのです。
つまり中3の週3回ならこの料金、中2の週2回なら
この料金・・・といった具合に。
そうなると、他塾に勝つために値段を下げるとか、
逆に売上が上がらないから値段を上げるとか、
そういうことができません。
そういう状況で我々ができることとしては
その料金の中でいかに付加価値をつけ、その値段に
納得感・・・むしろお得感をもってもらえるかが
大事になってきます。
これはいつもながら頭を悩ますところです。
新規生が・・・ではなく、在籍塾生とその保護者の
方々がどう納得してもらえるかです。
新規生へのサービスはやろうと思えば目先の特典
としていくらでもやることはできます。
ただし、在籍塾生へのサービスとなると当然
一時的なものではいけませんし、生徒による差があって
もいけません。
ただ、受けとめ方は人それぞれでもあります。
たとえば朝塾をやっていること・・・
人によっては「ありがたい」と思うでしょうし、人によっては
「関係ない」と思うでしょう。
多くの生徒は楽な道を選ぼうとします。
塾に入る際も本気でがんばって、テストでなんとしても点数を
上げる・・・という強い意志を持っている子もいれば、
塾に入れば何とかなるだろう程度の子もいます。
後者であれば、ひとまず決められた曜日の決められた
時間に行っていれば、親からも「頑張ってる」と見られますし、
自己満足もあります。
たとえテストの点数が悪くても「がんばってたんですけどね」
といういいわけもできます。
塾としても、必要以上の負荷がかかりませんから、楽なのかも
しれません。
でも、そこに課題という強制力を与え、覚えてこなければ満点
とるまで何回でも再試験をやるとか、土日に呼び出されるとか、
土日に無料の補習を開催されるとかされるとかなりつらい状況に
追い込まれます。
しかも適当にやろうとしていた学校ワークまでチェックされ、
テストが終わった後はやり直しもさせられる・・・。
勉強はしたくない・・・という生徒にとっては付加価値でもサービス
でもありません。
ただ、私としては、本気で頑張る子、なんとしても点数上げたい子
のための付加価値を高めていくことに力を注ぎますし、
そのためならいくらでも身体を張って頑張ります。

本気で頑張ろうという前向きな子にとってはかなりお得です。
ただし、できるだけ楽しようと考えている子には苦痛ばかりが
伴うかもしれません。
やる気のない子が楽しく塾に通える、何となく勉強した気になる
・・・そういうのは付加価値、サービスとは考えていません。

この料金体系の中でできることをまだまだ考えていかなければ
ならないと思っています。
posted by じゅくちょー at 08:22| Comment(0) | 未分類
簡単アクセスカウンター
アクセスカウンター
RDF Site Summary
RSS 2.0