このブログでも何度か書いていますが、
当塾においては「縁」を大事にしたいと
考えています。
もちろん、相手に「塾とつながる」という
意向がなければ、意味はありませんが、
少なくとも塾に対して好意的に思って
いただける方に対しては、縁を大切に
していきたいと思っています。
これまでも兄弟で通塾していただいている
方は30組近くに及び、上のお姉さん、
お兄さんが、残念ながら第一志望の
高校に不合格になったにも関わらず
弟さん、妹さんを通わせてくださっている
方も数多くいらっしゃいます。
本当にありがたいことです・・・。
だから・・・というわけでもありませんが、
私は卒塾生のことはすごくすごく大切に
思っています。
一緒に高校受験を戦っていくと、どうしても
単なる塾長と塾生、勉強を教える側と
教えられる側・・・のような単純な関係で
なくなってきます。
私が一方的に思い入れを強くしている
だけかもしれませんけどね。
なんというか、この子たちの今後を
応援していきたい・・・そんな風に思います。
高校生になってからも高校総体の応援
であったり、吹奏楽部の子の定期演奏会見学
であったり、もちろん、勉強や進路の相談
であったり・・・。常に様子が気になります。
生徒の中にもマメに連絡をくれて近況を
教えてくれたり、修学旅行のお土産を
持ってきてくれたり、お世話になった講師の
先生が教員採用試験に受かったり、やめたり
というときに来てくれたり・・・。
ほんといい関係が保てていると思います。
先日の成人式に際しても、わざわざご挨拶に
来てくださる保護者の方がいらっしゃいましたし、
県外に行かれた方からは祝電のお礼のハガキを
いただいたり、すごくあたたかい気持ちになります。
今は6期生と一部5期生の大学受験のことが
気になります。
既に推薦等で進路が決定している生徒もいますが、
多くの生徒たちはセンターを受け、これからが本番
になります。
みんな本当によくがんばってきているなあと思います。
塾で厳しくつらい思いをしたからこそ、思い出も
多く、忘れられないでいてくれるのかも・・・なんて
勝手に思っています。
3期生から卒塾生がうちの塾で働いてくれるように
なっています。残念ながら4期生は県外に行った
生徒が多く、5期生とともに講師として働いて
いる卒塾生はいませんが、6期生には期待
しています。
私と一緒に厳しい受験期を乗り越え、勉強の厳しさ
を知っているやつらだから、うちの塾で講師という
立場で後輩たちに厳しく、そして優しく接することが
できると思っています。
先日、「卒塾生にばかりを向けていても塾生は
増えないしなああ」なんて思ったりもしましたが
ずっと縁が続く・・・それが我々のような小さな
個人塾のよさなのかもしれない・・・と思うように
なりました。
こないだ、県外に引っ越して、今大学受験に
向けてがんばっている生徒からメールが届き、
(まだ大学にも受かっていないのに)「将来、
保育士になったら塾長に真っ先に報告しますね」
とありました。
夢に向けてがんばっているんだなあ、そして
「真っ先に」という言葉に何か心打たれました。
今、中3、14名と一緒に戦っています。
明日、県外受験で1名入試に臨みます。
入試会場では何の力になってあげることも
できませんが、明日は埼玉に向けてみんなの
パワーを送りたいと思っています。
この14名とも今後、ずっと縁が続くといいなと
思います。
2012年01月21日
縁
posted by じゅくちょー at 23:49| Comment(0)
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