この春、近所にまた大手塾の教室が開校することに
なりました。うちが開校した10年前は塾らしい
塾がまったくない地域でしたが、本当に増えました。
もちろん、10年の間に閉鎖してしまった塾もありますが。
長町のようにだんだん大手に占拠されてくるようで
なんだかああという感じです。
昨春は相当の危機感をもちましたし、だいぶ後ろ向きに
なっていました。何せ料金や実績、知名度など保護者の
方々が一番目に付くところではまったくかなわないです
からね。
でも1年経って、逆にチラシをいれていないにも関わらず
昨年の夏・秋だけで20人以上の入塾があり、大手を意識
する必要はないんだなと感じました。
そもそも値段や実績だけでふらふらする方はうちの塾には
向かないだろうなと思いますし。
今、塾生や卒塾生と触れ合っていると、結局は彼らを大事に
することで塾は強くなるんだろうなと感じています。
10年間、塾長が変わらず、塾生はもちろん、卒塾生のことも
みんな覚えているわけで、しばらく連絡を取らなくても
関係性は強いままです。
今日も講師と話していましたが、こういうご時世、個人塾が
10年も生き延びるのは大変なことです。
この10年のことを振り返れば悪いことのほうが多いくらいでした
が、本当に生徒と保護者には恵まれました。
私にとってはこんな小さな塾にかよって一緒に学び、受験を
戦ってきた生徒達のことは一生の宝物だと思っています。
今日も1件、問い合わせをいただきました。
大手は大手、個人塾には個人塾に、うまく棲み分けされて
生徒は来るのだろうなと思いますから、あまり気にせず
マイペースで行くことにしました。
ただ、4月1日で10周年・・・何か考えようかなと思っています。
というわけで、今日自習に来てた高校生に「テスト終わったら
何か考えて」と頼みました。
若いアイデアがほしいですからね。
私は私で中3・10期生の後期選抜に向けて頑張るのみです。
明日は社会の補習です。社会・理科は確実に点数取らせたいです。
posted by じゅくちょー at 00:04|
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日記