以前から告知していますとおり、6月分の授業料より
授業料200円につき、1ポイントのT-POINTを
付与しています。
目的は生徒のやる気アップではありません。
いつも安くない授業料を払い、うちのような名もない
小さな塾を信頼して通わせていただいている保護者の
皆様への感謝の気持ちです。
最初、営業の方から話があったときは、私も
生徒をPOINTでやる気にさせるのはどうか・・・と
思っていたので、断るつもりでいたのですが、
よくよく話を聞けば、使い方はこちら次第・・・と
いうことがわかり、いろいろ試してみたくなりました。
Tカードは私が考えていた以上に普及しており、
加盟店もものすごい勢いで増えてるとのこと。
TSUTAYA、ファミマだけでなく、ガスト、ドトールコーヒー、
ロッテリア、シダックス・・・
結構利用するお店が多いことも決めての一つでした。
営業の方との話で私が決めた結論は、10周年の感謝を
T-POINTで伝えよう・・・ということです。
保護者の方々には感謝の気持ちでいっぱいですが
なかなか直接的にその思いを形にすることはありません
でした。
確かにテスト前の補習や入試対策を無料にするなどの
サービスはしていますが、それとて、どこの塾でも
やってる当たり前のこと・・・。
やはりうちらしさ、他にはないオリジナリティが
ほしかったですからね。
先日、保護者に告知しました。
まあ、7割くらいの反応があればよいのかなと
考えていましたが、実は塾生の保護者ほぼ全員が
申請を出してきました。
詳細は書けませんが、この契約はPOINT還元分を
負担するだけでなく、システム利用料などが毎月
かかってきます。
つまり、完全にお金が出て行くだけの企画です。
でもよくよく考えてみれば、感謝の気持ちを
伝えるとき見返りを期待はしません。
むしろ見返りを期待するような企画であれば
相手への感謝の気持ちも半減します。
実は楽天観戦ツアーも、ただ、お金が出て行くだけの
企画です。
それでも生徒たちの笑顔が見られるからやめられません。
昨日、今日と、1件1件ポイント付与の入力作業を
やっていました。
地味な作業ですが、すごく意味がありました。
一人一人への感謝の気持ちをこめて入力が
できるからです。
今月もありがとうございます・・・。
1万〜3万・・・やはり我々がお一人お一人から
いただいているお金は大金です。
生徒のために何ができたか・・・一人一人の
顔を思い浮かべていました。
思いのほか反響があり、嬉しく思っています。
朝塾もそう、この保護者へのT-POINT付与もそう、
なかなか他塾にはまねできないことをこれから
も考えていきたいです。
新規生に冷たく、塾生・卒塾生にあたたかい塾。
新規に目が向いてはいけない、あくまで目を
向けるのは塾生・・・そして忘れてはいけない
のは卒塾生。
卒塾生がどれだけ大切な存在なのか・・・
たかが高校生、たかが大学生などと考えては
いけません。彼らの存在がなければ今の塾
はなかったわけです。その恩を卒業したからと
いって忘れてはいけないと思っています。
新規獲得のためにチラシにお金を
かけるのがいいのか、今いる塾生や卒塾生、
保護者の方々を笑顔にするのにお金を
かけるのがいいのか・・・
私はやはり後者であり続けたいですね。
そんなことに気付かせてくれるのも
塾生であり、卒塾生であり、保護者です。
塾存続の危機から1年・・・
相変わらず退塾者もいれば、新規が入らず
苦しむこともありますが、この地で
塾をやってきてよかったなああとつくづく
思います。
大好きな人たちと大好きな人たちのために
仕事ができる・・・。
もっともっと、みんなが笑顔になれることを
考えていこう。
やさしさ、実績、値段・・・塾の決めては
いろいろあるでしょうが、入ったあとで
「ここでよかった」と感じてもらえる、
周りからうらやましがられる・・・そんな塾を
目指していきたいです。
T-POINTがんがんためましょう☆
2013年06月15日
T-POINTの話
posted by じゅくちょー at 19:45| Comment(0)
| 日記