2013年12月01日

決戦だな

明日は中3の12月模試。
受験校を決め、夏以降の必死の頑張りが
成果としてあらわれる模試だと思ってます。
ここまでのみんなの頑張りを見ていると
今までできなかった問題ができるように
なったり、知識が増えてきたりしているのを
実感として感じます。

話は飛びますが、よく塾長は授業をもたず
生徒管理、保護者対応、塾経営に集中した
ほうがよい・・・という話も聞きます。
実は開校当時は、私は授業を持っていま
せんでした。
でも、生徒の進歩を感じるためにはやはり
直接授業を持つことが大事だと思い、
それ以来、原則中3の授業は可能な限り持つ
ようにしています。
もちろんそのために保護者対応で多少
ご迷惑をおかけすることもありますし、
追試を受ける生徒たちにも時間的な制約を
強いることもあります。
それでも、授業を持つことでわかること
があり、単に知識だけでなく、精神的な
アドバイスや、受験で感じるプレッシャーを
和ませたり・・・。そんな感じでコミュニ
ケーションをはかっています。
生徒を1学年最大20名にしていることも
そうですが、塾長と生徒の距離の近さは
大切な要素だと思っています。

とにもかくにも明日の模試、直接手をかける
ことはできませんが、みんなの健闘を
祈ります。

昨夜、授業や講師の報告を終え、今日の準備を
していたところ、階段を駆け上がってくる音。
正直夜の11時過ぎですから、結構ドキドキ
するんですよね。
だいぶ昔ですが、酔っ払いが夜の12時ころに
入ってきたことがあり、焦ったことがあり
ましたから・・・。
で、その足音の正体は8期生・・・高3の
卒塾生でした。
時々連絡はしてましたが、直接話すのは
ほんと久しぶり。
「塾長!今、アルバイトの帰りで、電気がついて
たんで、来ちゃいました」と。
先日、専門学校への進路も決まっていた
せいもあり、かなりテンションも高かった
ですね。
相変わらずの明るさで、週末の疲れてた
気持ちが吹っ飛びました。
遅かったですが、「まあ、あがれや」と
教室に入れ、しばらく近況報告をして
ました。
ほんと少しのつもりだったのですが、
なぜか話が盛り上がり気づけば12時過ぎまで
話し込んでしまいました。
もちろん、家まで送っていきましたけど、
ご迷惑をおかけしました。
今日も夜まで残っていた中3生とちょっと話
こんでしまいましたが、不思議だなあと
いつも思います。
何が不思議かって、こんなに年齢が離れて
いるのに、塾生、卒塾生たちが普通に
話してくれることです。
塾長だからという気遣いでもなく、普段の
学校生活や友達のこと、先生のこと、
家族のこと、音楽のこと・・・
よくある「何でも俺に話してくれ」ということ
はしてないのですが、自然に接して
話してくれるのが嬉しいです。
私は子どもが好きではありません。
・・・というと勘違いされそうですが、
基本的に人間が好きです。だから塾生も卒塾生も
子ども扱いせず、一人の人間として接して
います。結果的にそれがいいのかもしれません
けどね。

あ、それで昨夜遊びにきてくれた8期生は
中学時代、本当に何度も怒り、「やめろ」という
言葉も投げかけた生徒です。
泣いてる姿も何度も見ました。
それでも最後までやめずに、頑張り続けた
んですよね。残念ながら公立高校も合格させ
られませんでしたが、それでも恨むこともなく、
いまだに「塾長〜」と明るく接してくれます。
「先生は嫌な先生多いけど、いい友達にも
恵まれて楽しいですよ」と言ってました。
そういう言葉を聞くと、少しホッとしますね。
進路も決まったし、冬休み前にランチでも
おごってやるよ・・・という話をしています。

なんだか、最近毎週最低一人は卒塾生が来訪
してくれています。
ほんと嬉しいです。
きっとそういうのを見てるから、卒塾しても
気軽に顔出してくれるんですよね。
塾長が変わらずいる・・・これが最大の
理由でしょうね。

さ、明日も8時半集合ですから7時半起き。
朝塾やってる時よりは遅いですが、
気合い入れていかないと。

posted by じゅくちょー at 01:26| Comment(0) | 日記
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