2014年01月15日

分かれ道だな・・・

今日は私立高校の推薦入試の日。
それと同時に城南高校の特進・奨学生
試験もありました。
こちらは公立高校と併願可ということ
もあって、昨年も1名受験しましたが、
今年は3名が挑戦しました。
まあ、通過点ですので、あまり結果は
気にせず、次に向けて頑張っていきま
しょう。
生徒情報によると、クラスでも私立推薦
を受けている子は意外に多いようです。
部活推薦も多いようですが・・・。
ただ、私立の推薦はよっぽどのことが
無い限り、推薦基準をクリアしていれば
合格します。ということは、ここで進路が
決定し、卒業まで自由の身となって
しまいます。
進路が決定した人間に「勉強しろ」と
言っても難しいです。
この進路決定組みの雰囲気が受験に向けて
頑張っている子達の気持ちをかき乱すこと
があります。
そういうわけで、今後はぜひ朝塾、直塾
など塾での勉強を積極的に促していこう
と思っています。

さて、今日もまた中1で退塾の連絡があり
ました。今年度は中1の入塾も多かった
ですが同じくらい退塾しています。
(ということでトータルは例年並)
もちろん理由はさまざまでしょうし、
うちの塾のやり方に問題があった部分も
あると思っています。
1名の生徒を大切にする・・・もちろん
その考えは必要ですが、そのために
例外を認めたり、厳しさを緩めたりする
のはちょっと違うなと思っています。
過去に、退塾者が増えたとき、課題等を
緩めたことがありましたが、結果は
散々なものでした。
すなわち、1名やめるのは塾にとっては
痛いですが、その1名にこだわるよりも
今頑張っている生徒たちに目を向けていこう
そして、方針がぶれないようにしようと
思ってます。
やめる生徒は縁がなかっただけのこと。
生徒、保護者の方と私との価値観が違う
ということです。
確かに塾の方針は今はやりの「ほめて伸ばす」
ということもしませんし、「量より質」
ではなく、「とにかく量」です。
さらに部活より勉強が大事,勉強をやらない
なら携帯やPCなどは与えるべきではない・・・
そこそこの勉強でそこそこの高校にいければ
いい・・・などという甘っちょろい考えも
ありません。
一方で、ルールも重視しますから、自分の
やり方ができる成績上位層にも向かないと
思います。
そうなってくると、だいぶ限られた層、
限られたメンバーしか該当しないようですが、
私はそれでいいと思っています。
最初は「すぐにやめるんじゃないか」と思ってた
生徒が激変したりすると本当にうれしく
なりますし、周りの友達がやめても「私はここ
でがんばります」と言ってくれると、本当に
応援したいと思います。
中2、中3はだいぶ塾の考え、私の考えが浸透
してますから、ガンガン言えるし、粘りが出て
きています。
ただ、中1は「名学館に入れば成績上がるん
じゃない」とか「○○さんがいるから」などという
理由で入った子達はことごとくリタイアして
います。
(そんなに厳しいことやっているわけでもない
のですが)
あまりにもメンタルが弱すぎます。
そう考えると、今頑張ってる中1生はだいぶ
メンタルが強くなってきていますし、何をすべき
なのか、どうすべきなのかをわかってきている
ようです。
今日、中1の子が「週末が締め切りの冬休みの課題
終わらないと思います」と報告に来ました。
きっと怒られることも覚悟だったと思います。
でも、私は彼女たちがここまで頑張っているのを
わかっています。通常授業ではきちんと課題を
こなし、合格してますし、一人は部活が忙しい
中、冬期講習でがっちり鍛えましたし・・・。
しかも終わってないといっても「○○は終わらせまし
たが、○○はあと半分くらい残ってます」というよう
に報告が具体的です。
私がどういうときに怒るのか、ただ感情のままに
怒ってるだけ・・・と思ってる生徒もいるようですが、
怒るには怒るだけの理由があります。
同じやってない、できないでも違いがあります。
今回の生徒たちも部活が忙しいこともわかっていますし、
努力していることもわかっています。しかも
きちんと事前に報告する・・・こういう姿勢、態度と
いうのは将来社会人になってからも大切なことです。
実をいうと、今日報告に来た生徒は入塾当初は
いつやめてもおかしくないかな・・・と思ってた
部分はありました。それだけにちょっとずつですが
変わってきたかなと感じています。

一方で通常授業の課題すらまともにこなせない生徒
には厳しい対応を迫りました。
うちの塾は塾長である私の権限ですべてが決まり
ます。ですから、自分を変えていくしかありません。
それがいやなら退塾はやむをえません。
まあ、入塾の段階でそんな話をもっとしていかないと
いけないのでしょうけどね。

明日、看護学校を受ける卒塾生にお守りとお手紙を
送り、今日お礼のメールが来ました。
おとなしいながらも秘めたる根性を持ってた子です
から、きっとがんばってくれるはずです。
週末センターがありますから、その子達にも
激励を贈る予定です。

先日、成人式の卒塾生たちに祝電を送りましたが、
とある男子から感謝のメールが届きました。
中学時代は手のかかった生徒だけに、何か
感慨深いものがあり、結構うれしかったです。
彼とも飲みにいきたいです。

あ、あと今日の日中、コピー取りのお手伝いに
来てくれた高1のS君、ありがとう。
ラーメンおごっただけだったけど、卒塾生の
存在の大きさを実感しました。
posted by じゅくちょー at 23:26| Comment(0) | 日記
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