このブログでも何度も言ってることですが、
うちの塾は誰でもOKではなく、やる気のある
生徒は応援しますよ・・・という塾です。
やる気があっても成績が伸び悩んでいる子も
いますが、そういう子は歓迎です。
しかし、学校のテストで400点超えていようが
200点台だろうが、やる気のない生徒は
うちの塾に通っても何の効果もありません。
親御さんが必死になってるケースもあり、心
苦しい時もありますが、やはり本人に頑張ろう
という意思がなければ、それは単にお金を
無駄にしていることですから、退塾を勧告
しますし、問い合わせ段階であれば入塾は
勧めません。
随分と偉そうな、横柄な塾だと思われるかも
しれませんし、それでだいぶ批難を受けること
もありますが、やる気のない生徒を甘やかし
なだめすかしながら、通わせ続けるという
ことは、保護者からお金をだまし取っているよう
で私にはできません。
確かに経営を考えれば一人でも多くの生徒が
いたほうがいいです。でも、やる気のない生徒
がやる気のない態度、行動を取ることで、ほかの
真面目に頑張ろうとしている生徒たちにも
影響が出ます。
これまで多くの生徒が途中退塾しています。
退塾が多いということは、以前にも書きましたが
塾にとってはけしてプラスのイメージにはなり
ません。
それでも、これが私のやり方で、頑張る生徒たち
を応援するためにはやむをえないと思ってます。
今日も1名、先日入塾したばかりの子から
退塾の連絡がありました。
私は退塾に関しては止めることはしませんし、
理由も聞きません。
今の中2も中3もきっと退塾者が塾生の数を
上回っていると思います。
つまり、2人に1人がやめてる感じです。
今日もある生徒に退塾勧告を出しました。
課題への取り組み、授業態度など何回か
注意しても改善が見られませんので・・・。
もっともっと、入塾段階でやる気を確認
できる方策を考えていかなければなりませんね。
明日は富中の中間テストです。
塾生のみんな、ガンバレ!
2014年11月06日
やる気がないなら通塾の意味はない
posted by じゅくちょー at 23:15| Comment(0)
| 日記
共感できる・・・
最近、忙しい合間を縫って、また本を読む
ようになりました。
私が読む本は多少偏りがありますが・・・。
先日、ネットでふと気になった本があり、
何気なく注文し、読んでみました。

ものの数時間で一気に読み終えてしま
いました。
すごい。感動・・・。
なんか、歴史を勉強するってこういう
ことなのかあと改めて感じました。
著者の白駒さんに会って話聞いてみたい
なああ・・・と思いました。
(同じ昭和39年生まれと聞いて、
勝手に親近感をもっていますが)
その中に書かれていたこと(話の内容
とはちょっとそれますが)
イギリスの歴史学者アーノルド・トィンビー
は世界史の中で滅亡した民族について研究し
その共通点として
@理想を失った民族は滅びる
Aすべての価値を物やお金に置き換え、心の価値
を見失った民族は滅びる
B自国の歴史を忘れた民族は滅びる
彼によればこの3つのどれか一つでもあてはまれば
その民族は滅亡すると。
実はこれらの言葉、塾にも大いにあてはまるような
気がしました。
@でいえば塾の理念がなく、土台になる方針が
フラフラすること
Aでいえば金儲けや新規募集に走り、本来一番
大切な生徒との心のつながり、信頼関係をなくすこと
Bでいえばこれまで自分たちがやってきたこと
を振り返らない、あるいは、卒塾生や保護者の人たち
の存在を忘れること
まさに私が考えてることとピタリと一致して
ハッとさせられました。
8年前、生徒に合わせることをやめ、塾主導に方向転換
し、生徒が激減したとき(4期生が中3の時)、震災に
より生徒が激減した2年間(9期生、10期生が中3の時)
私自身、塾経営の危機に直面し、大手のように
もっと値段を安くし、どんな手段を使ってでも新規を
集めなければ・・・と思ったりもしました。
そんな塾が大変な時でも、「頑張って」と応援してくれて
いたのは塾生であり、卒塾生であり、保護者の皆様でした。
「厳しい」「宿題多い」などの理由で退塾する生徒が
続出すると、本当にこのやり方でいいのかと不安に
なり、もっと緩めようとしたことも一度や二度ではあり
ません。
でも卒塾生から「厳しくなくなったら名学館じゃない
ですよ」と言われたり、保護者の方から「塾長のやり方
だから、通わせているんです」と温かい言葉をいただき、
方針を変えずにきました。
宿題は多いです
中途半端に中高一貫校受験対策はしない
一高、二高の合格者を出すことが目標ではない
そういったことを言い続けてますから、そもそも
問い合わせ自体よこさない方も多いと思いますし、
嫌ってる方も多いと思います。
それでも、「そんなの昭和のやり方だ(笑)」と
言われても量をこなし、完璧に覚えるまで反復
させ、間違いはやり直しをさせ・・・
そういった地道な努力を続けさせることしかない
だろうと思ってます。
よく「100人いれば100通りのやり方で」
と言われますが、私の考えでは、やり方も何も
覚えることを覚える・・・そのために学校ワ
ークを2回も3回も4回もやればいいし
テスト終わったらやり直しをやればよい。
100人いてもやり方はそれだけだと思ってます。
そして塾であれば当然生徒数を増やすことがまず
は最大の力点ですが、ここに力を注いでいると
塾生の対応がおろそかになる恐れがあります。
たとえばチラシなどの広告宣伝でも何十万円
かけても一人入ってくるかどうかわからない・・・
新規生に手厚い特典をつけることは長く
通っている生徒を軽視しているということにも
なります。
それでは塾生の保護者からいただいているお金を
無駄にしていることにほかなりません。
塾生や保護者の方に満足いただければ、自然に
塾のよさは伝わると思っています。
それで新規が集まらないということは、宣伝が
足りないのではなく、塾生への対応が足りない
ということなんだと自省しています。
そして経営をしている中では当然、出て行くお金を
減らすこと大切です。
ただ、すぐに損得勘定で「これをやれば新規が
増えるかも・・・」と考えていると、大体うまく
いかないような気がします。
むしろ純粋に塾生や保護者がどうすれば喜んで
くれるかを考えてお金の使い道を考えていくと、
塾生や保護者の方にも想いが伝わるような気がします。
(それによって新規が増えることはあまりありま
せんが・・・)
きっと私にとっては新規が爆発的に増えることよりも
関わっている塾生、保護者の方が喜んでくれる
ことのほうが嬉しいんだと思います。
そして最後に今まで自分がいろいろやってきたことを
振り返りながら、次なる方策を考えています。
さらに私が塾経営で一番大切にしている「卒塾生
を大切にする」という考えは今後も揺らぐことはない
と思っています。
こんな小さな塾に通い続け、一緒に受験を戦ってくれた
・・・結果として合格・不合格は出てしまいますが、
私にとっては、これ以上の感謝の思いはありません。
卒塾してしまえば、それで終わり・・・というところ
もあるでしょう。直接売上にプラスになるわけではない
ですから・・・。
でも、子どもたちに勉強以外のことで伝えられることが
あるとしたら、やはり「感謝」の心を持ち続けること
だと思います。
私が50年生きてきて、11年半塾をやってこられたのは
多くの方の支援のおかげです。
だから私は関わった人たちへはこの先もずっと感謝の
思いを持ち続け、できるだけの応援をしてあげたいと
思っています。
卒塾生にとっては「しつこい」と思われるかもしれ
ませんけどね。
あとちょっとすると7期生の成人式です。中3
当時のいろんなやり取りが思い返されます。
久々に会えるのが楽しみです。
あーーーまた長文になってしまいました。
「あがつまのブログは長すぎて読みたくない」と
先日友人に言われたばかりなのに・・・(笑)
とはいえ、仙台の塾ではブログを継続的にやってる
ところも少ないので、読者に媚びることなく(笑)
これからも勝手に書き綴っていきます。
(私にはツイッターは無理ですね)
そうこうしているうちに中3生が早くも直塾。
まだ1時過ぎだというのに・・・。
さ、今日もビシビシいきますか!
ようになりました。
私が読む本は多少偏りがありますが・・・。
先日、ネットでふと気になった本があり、
何気なく注文し、読んでみました。
ものの数時間で一気に読み終えてしま
いました。
すごい。感動・・・。
なんか、歴史を勉強するってこういう
ことなのかあと改めて感じました。
著者の白駒さんに会って話聞いてみたい
なああ・・・と思いました。
(同じ昭和39年生まれと聞いて、
勝手に親近感をもっていますが)
その中に書かれていたこと(話の内容
とはちょっとそれますが)
イギリスの歴史学者アーノルド・トィンビー
は世界史の中で滅亡した民族について研究し
その共通点として
@理想を失った民族は滅びる
Aすべての価値を物やお金に置き換え、心の価値
を見失った民族は滅びる
B自国の歴史を忘れた民族は滅びる
彼によればこの3つのどれか一つでもあてはまれば
その民族は滅亡すると。
実はこれらの言葉、塾にも大いにあてはまるような
気がしました。
@でいえば塾の理念がなく、土台になる方針が
フラフラすること
Aでいえば金儲けや新規募集に走り、本来一番
大切な生徒との心のつながり、信頼関係をなくすこと
Bでいえばこれまで自分たちがやってきたこと
を振り返らない、あるいは、卒塾生や保護者の人たち
の存在を忘れること
まさに私が考えてることとピタリと一致して
ハッとさせられました。
8年前、生徒に合わせることをやめ、塾主導に方向転換
し、生徒が激減したとき(4期生が中3の時)、震災に
より生徒が激減した2年間(9期生、10期生が中3の時)
私自身、塾経営の危機に直面し、大手のように
もっと値段を安くし、どんな手段を使ってでも新規を
集めなければ・・・と思ったりもしました。
そんな塾が大変な時でも、「頑張って」と応援してくれて
いたのは塾生であり、卒塾生であり、保護者の皆様でした。
「厳しい」「宿題多い」などの理由で退塾する生徒が
続出すると、本当にこのやり方でいいのかと不安に
なり、もっと緩めようとしたことも一度や二度ではあり
ません。
でも卒塾生から「厳しくなくなったら名学館じゃない
ですよ」と言われたり、保護者の方から「塾長のやり方
だから、通わせているんです」と温かい言葉をいただき、
方針を変えずにきました。
宿題は多いです
中途半端に中高一貫校受験対策はしない
一高、二高の合格者を出すことが目標ではない
そういったことを言い続けてますから、そもそも
問い合わせ自体よこさない方も多いと思いますし、
嫌ってる方も多いと思います。
それでも、「そんなの昭和のやり方だ(笑)」と
言われても量をこなし、完璧に覚えるまで反復
させ、間違いはやり直しをさせ・・・
そういった地道な努力を続けさせることしかない
だろうと思ってます。
よく「100人いれば100通りのやり方で」
と言われますが、私の考えでは、やり方も何も
覚えることを覚える・・・そのために学校ワ
ークを2回も3回も4回もやればいいし
テスト終わったらやり直しをやればよい。
100人いてもやり方はそれだけだと思ってます。
そして塾であれば当然生徒数を増やすことがまず
は最大の力点ですが、ここに力を注いでいると
塾生の対応がおろそかになる恐れがあります。
たとえばチラシなどの広告宣伝でも何十万円
かけても一人入ってくるかどうかわからない・・・
新規生に手厚い特典をつけることは長く
通っている生徒を軽視しているということにも
なります。
それでは塾生の保護者からいただいているお金を
無駄にしていることにほかなりません。
塾生や保護者の方に満足いただければ、自然に
塾のよさは伝わると思っています。
それで新規が集まらないということは、宣伝が
足りないのではなく、塾生への対応が足りない
ということなんだと自省しています。
そして経営をしている中では当然、出て行くお金を
減らすこと大切です。
ただ、すぐに損得勘定で「これをやれば新規が
増えるかも・・・」と考えていると、大体うまく
いかないような気がします。
むしろ純粋に塾生や保護者がどうすれば喜んで
くれるかを考えてお金の使い道を考えていくと、
塾生や保護者の方にも想いが伝わるような気がします。
(それによって新規が増えることはあまりありま
せんが・・・)
きっと私にとっては新規が爆発的に増えることよりも
関わっている塾生、保護者の方が喜んでくれる
ことのほうが嬉しいんだと思います。
そして最後に今まで自分がいろいろやってきたことを
振り返りながら、次なる方策を考えています。
さらに私が塾経営で一番大切にしている「卒塾生
を大切にする」という考えは今後も揺らぐことはない
と思っています。
こんな小さな塾に通い続け、一緒に受験を戦ってくれた
・・・結果として合格・不合格は出てしまいますが、
私にとっては、これ以上の感謝の思いはありません。
卒塾してしまえば、それで終わり・・・というところ
もあるでしょう。直接売上にプラスになるわけではない
ですから・・・。
でも、子どもたちに勉強以外のことで伝えられることが
あるとしたら、やはり「感謝」の心を持ち続けること
だと思います。
私が50年生きてきて、11年半塾をやってこられたのは
多くの方の支援のおかげです。
だから私は関わった人たちへはこの先もずっと感謝の
思いを持ち続け、できるだけの応援をしてあげたいと
思っています。
卒塾生にとっては「しつこい」と思われるかもしれ
ませんけどね。
あとちょっとすると7期生の成人式です。中3
当時のいろんなやり取りが思い返されます。
久々に会えるのが楽しみです。
あーーーまた長文になってしまいました。
「あがつまのブログは長すぎて読みたくない」と
先日友人に言われたばかりなのに・・・(笑)
とはいえ、仙台の塾ではブログを継続的にやってる
ところも少ないので、読者に媚びることなく(笑)
これからも勝手に書き綴っていきます。
(私にはツイッターは無理ですね)
そうこうしているうちに中3生が早くも直塾。
まだ1時過ぎだというのに・・・。
さ、今日もビシビシいきますか!
posted by じゅくちょー at 13:19| Comment(0)
| 日記