2014年11月15日

社会勉強

ほかの塾ではやらないことでも、私自身が
興味をもったことは生徒に勧めていきます。
昨年に続き、今年も中3生を誘って、東北大の
模擬裁判を見学してきました。
今年のテーマは「過労死」を扱った民事裁判。

DSCN0033.JPG

まだ「働く」ということの経験がないうえ、
企業の中での自分の立場など、ちょっと難しい
テーマだったので、退屈そうにしていた生徒も
いましたが、裁判、そして労働問題を考える
何かのきっかけになってくれたら・・・と思って
ます。
ついでながら、東北大の川内キャンパスに
足を踏み入れ、食堂でお昼を食べてきました。

DSCN0032.JPG

去年もそうでしたが、30年前の大学生活を
ちょっとだけ思い出しました。

さて、今日は中学の定期テストのラストとなる
柳生中のテスト対策をおこなってました。
模擬裁判に行ってる最中も講師の先生にお願いして
朝9時半から夜9時半までやってもらっていました。
でも・・・まだまだ仕上がっていませんね。
やはり中1は全体的に、まだ勉強やテストへの
意識が甘い生徒が多いです。
先日、小学生のお子様をもつ保護者の方から相談を
いただきましたが、やはり小学生の時の基礎力は
大事だなあと思います。
保護者、そして子ども自身が小学生のうちに
危機感を感じていないと、想像以上に取り返しの
つかない状況になっていることが多いです。
知識というより意識・・・ですかね。
先取りの勉強を勧めるというよりは計算処理であったり
語彙力であったり、人の話を聞くという態度であったり
中学につながる本当の基礎の部分をなんとかして
おかないと、「まあ、大丈夫だろう」「小学生の
うちに塾なんて・・・」「小学生のうちはもっと遊ばせて」
では中学生で急に変わることができないような気がします。
頭の良さは知識の多さではなく、本当にそういう基礎力、
問題処理能力なんだろうなと思ってます。
でもこういうことを伝え、気づかせるのは難しいです。
この冬場に小学生への働きかけをもう少し具体的に考えて
いきたいと思っています。
明日は9時半から中3の土日補習。
数学の最後の単元、標本調査とあとはなかなかやれなかった
規則性の問題に触れていきます。
気づけばもう11月中旬。今日は15日・・・
ちょっと思い出のある日ですが、それは内緒。(笑)
今日も中1の保護者の方から1件問い合わせいただき、
昨夜もメールでお問いあわせいただきました。
紹介だけでなく、ホームページを見てのお問い合わせと
いうことで、うちの塾のやり方を理解していただけて
るので、あまりギャップは感じないと思いますが
途中退塾にならないよう、しっかり面談の場で
うちの塾のやり方を説明し、ご理解してもらいたいと
思います。





posted by じゅくちょー at 22:40| Comment(0) | 日記

自主性と強制

うちの塾はとにかく課題が多く、テストのやり直しを
含め、やるべきことが多いです。
強制的にやらせても意味がないという意見もありま
すが、中学生の段階で、自分で計画を立て、自分を
律し、主体的に動けるこというのはごくわずかです。
むしろ、どうやって手を抜こうか、楽に覚えようか
を考えて、地道な努力を嫌う傾向があります。
そう考えれば、(生徒にとってはいやでしょうが)
多少強制的にやらせることも必要・・・その中で
これくらいやらなければいけないのかということ
を体で覚えてもらう・・・という考えです。
実は相談で意外に多いのが「学校でも今、通っ
ている塾でもほとんど宿題が出なくて、
だらけている」と・・・。
宿題の是非にはいろいろな意見がありますが、
私は多めに出すことが大事。しかも「わからな
かったからやってきません」などということの
ないよう、「覚える」「まとめる」という誰でも
できる宿題を中心に出すようにしています。
覚えてこない=やってこない・・・ということに
なりますからね。
しかし、一方で、受験、そして高校での勉強を
考えれば、いつまでも指示されなければできない
ではいけません。
受験に向けてどれだけ主体性をもって勉強できるか
が大事になってきます。
中3では強制と自主性を併存させて、最終的には
主体的に動ける生徒にしたいと考えています。
その方針のもと、毎年11月になると中3には
原則宿題を出さなくなります。
しかし、ここまで鍛え上げた生徒たちですから、
もう自分のやるべきことは見えています。その
せいか、最近の塾での中3の様子を見ていると
すごく集中してやるべきことをやっているなと
感じます。
細かく見れば、まだまだ・・・ではあるので
しょうけどね。

今日は中3の希望者を対象に東北大法学部の
模擬裁判の観覧です。
昨年に続き、今回で4回目。
民事裁判がテーマの時に見るのは初めて。
裁判そのものよりも、「働く」ということ
の意味なども考えるきっかけになればいいなと
思っています。
どうしても刑事裁判ではその事件性、
センセーショナル性ばかりに目がいってしまう
ので、むしろ民事裁判のほうが一見つまらな
そうですが、人間の心理的なことが見えて
おもしろいのかもしれないと思っています。
最近読んだ本で「働くことはほかの人を幸せ
にすること」・・・と書いてありました。
今週、富中の中2も職場体験をしていましたが
働くことはお金のため・・・という割り切りでは
なく、一人でも多くの人を幸せにするために働く
という気持ちになれれば嬉しいですよね。
今日の模擬裁判で、何か・・・ちょっとしたことでも
感じることがあれば嬉しいのですけどね。

・・・まあ、こちらの意図通りにはならないかも
しれませんが。


posted by じゅくちょー at 10:58| Comment(0) | 日記
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