2014年11月26日

仕掛け

現在、中3塾生に対し、ビンゴゲーム
開催中!・・・というと「おいおい
勉強もしないで何をしているんだ?」
と怒られそうですが、これも今年初の
試み・・・。
毎年秋以降、塾での自習推進のため、
中3置き勉棚を使わせています。
これっていつからだっけ・・・と
思い返せば7期生の時だから5年前
からですね。

DSC_0238.jpg

で、写真を見てもらえばわかるとおり
棚の数は18個。
ほんとはもっとあったのですが、昨年
詰め込みすぎて破壊した卒塾生が
いたので、ちょっと減っちゃいました。(笑)
今、中3生は14名ということで
一人1個でも4つ余ります。
この4つを誰にあげるか・・・
一つは漢字リーグの優勝者。
残り三つは・・・
今までは「選抜じゃんけん大会」
をやって決めていましたが、毎回それじゃ
おもしろくないなあということで
今回はビンゴで決めようということです。
(私の思いつき企画)
全員に1〜80までで好きな数を
ランダムに表に書いてもらいました。
そして毎日夕方(土日は朝)一番に塾に
来た生徒に番号を引いてもらうというもの
です。
今の状況はこんな感じ・・・

DSC_0237.JPG

すでにリーチのかかっている生徒もいれば
まだ二つくらいしか埋まっていない生徒も
います。
意外にこれが生徒には好評です。
塾に来る楽しみ・・・ささやかですが
こういうちょっとしたことが受験期には
楽しみになるのだと思います。

受験勉強は確かに苦しく、好きなことも
我慢して、本当に大変だと思います。
でも、受験が終わって生徒たちに聞くと
意外にも「中3の塾での勉強、楽しかった」
という声が聞かれます。
団結力をもって、みんなで頑張るというのが
いいのでしょうね。
受験期にはいろんなエピソードができ、いろんな
事件が起き、何度も怒られ、何度も大笑いし、
そして成長していくんだなああと思います。
そのために、私もいろんな仕掛けを考えます。
中学生くらいだと「ばかじゃねえの」
「やってらんねえし」みたいに反抗する子が
いてもおかしくないのですが、うちの塾生
はみんな素直にのってくれます。
勉強もそうですが、食わず嫌いで最初から
抵抗するのではなく、いったん素直に受け入れて
見ると、意外に楽しい、意外にうまくいく
ということがあるような気がします。
今回の中3の三者面談でも各生徒にいろんな
アドバイスをしました。それらをどう受け止め、
実行に移すか・・・。まずは「だまされた
と思って塾長の言ってるようにやってみるか」
・・・その思い、その行動が大切だと思います。

昨日で中3全員の三者面談が終わりました。
明日からは学校での三者面談が始まるようですが
今年は学校の面談でどんでん返しが起こること
はないだろうと思っています。
そのくらいじっくり話しましたし、学校から
言われそうな子に対しては、ちゃんと自分の
思いを伝えるように話しましたし・・・。
今回、三者面談をして、私も好き勝手話しましたが
保護者の皆さん、私の話をきちんと受け止めて
いただき、納得されていただけたと思ってます。
「ああ、塾長の言ってることわかります」とか
「ほら、いつもお母さんが言ってることと同じじゃ
ない」などの言葉が出てくると、ちょっと安心
します。
三者面談というと、山のように積んだ資料を用意
して、数字を見ながらああでもない、こうでもない
などと話すイメージですが、私は資料は必要
最低限で、基本は私の感じたままを話します。
なぜなら、中3、14名のことは私が一番見て
いて、一番知っているからです。
生徒を1学年20名にしてる(まあ、最近は
定員いっぱいになることも少ないですが)のも
そういう理由で、中3全員の授業を持ち、朝も
夕方も、土日もずっと顔を合わせ、向き合ってい
られます。
単に授業を教えるだけでなく、生徒の一挙手
一投足、どういう問題ができないか、どういう
考え方をするか、どういう反応の時は理解して、
どういう反応の時はわかったふりをしているだ
けなのか・・・精神面はどうか・・・などなど
すべて感覚で覚えていきます。
こういう言い方をすると、そんな適当でいいのか
と怒られそうですが、実は三者面談の時も
何を話そうか・・・というより、その場その場で
感じたままを話しているだけなんです。
確かに今やコンピュータの時代、デジタルの時代
ですから、すべてデータに基づき、アドバイスする
のがいいのでしょう。
でも、実際、受験を戦うのは人間・・・生徒ですから
データだけではわからない部分もありますし、
データや数値だけでアドバイスするのであれば
誰だってできることです。
私の存在意義・・・というのは常に考えています。
だからといって受験のプロを目指してるわけでは
ありません。こうやっていろんなアドバイスや
いろんな話をできるのも毎日接している塾生だから
です。
もし、ふだん、見ていない生徒で模試の偏差値や
定期テストの点数だけ持ってこられたら、どこにでも
ある一般的なアドバイスしかできません。
そういうものだと思っています。
私が塾生、卒塾生を・・・もっと言えば塾生、卒塾生
だけを大切にしているのもそういう理由です。
塾生、卒塾生と保護者が幸せになることだけ
考えています。
それ以外の生徒には興味がありません。(笑)

今朝の朝塾は普段「明日こそ来ます」と言って
こなかった生徒が来たので、意外に多く、
中3は9人(中2はいつもの3人)来てました。
時々、お問い合わせをいただく中で、「朝、
富沢駅を通ると、教室に入っていく生徒を見ます」
という声を聞きます。
周りには「すごいねええ」と思われることでも
私や当人にとっては「当たり前です」になる
のって、かっこいいですよね。(笑)
私がいつも言ってる「当たり前の基準を上げる」
こと・・・これが大事です。
受験生なのだから、「早起き?・・・そんなの
当たり前です」と中3塾生みんなが言えるように
なってほしいものです。
な、〇〇君、〇〇ちゃん!






posted by じゅくちょー at 13:38| Comment(0) | 日記
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