高校進学壮行会をおこないました。
今年も14名全員+関わった講師の先生4名
にも来ていただきました。
毎年のことですが、公立高校に不合格だった
生徒は「来たくない」という気持ちがあるかも
しれませんが、いつもどおりの笑顔で来てくれ
たこと、本当に嬉しかったです。
10時から団体戦のゲームでスタート。
大したゲームではないですが、常識力テスト
アゲインはだいぶ盛り上がりましたね。
みんな、ちゃんと復習しておけよ!!
あっという間に午前中終了し、近くの
お弁当屋さんに配達してもらい、ランチタイム。
配達してくださったのが、以前うちの塾に
通っていた生徒のお母様だったのでちょっと
びっくりしましたが・・・。
本当は隣のカレー屋さんに連れて行きたかった
ところですが、まあ、それは今度、個人的に
会った時にね。
腹ごしらえをしたあと、またゲーム再開。
最終的に点数の上位3人にプレゼントを贈りました。
たのめーるの文具注文権です。
中高生には文具は必須なので、何かあるとこれを
プレゼントにしています。
そのあと、この春就職のため退職する2名の講師の
先生の送別もおこないました。
二人共長きに渡って、うちの塾で働いて
くれました。
よくよく考えれば、うちで働く講師の先生
って割と平均勤務年数が長いような気が
しています。
本当にありがたいことです。
そして最後は12期、14名ひとりひとりからの
言葉をもらいました。
その時にも話しましたが、人前で自分の
思いを話すこと・・・こういうのに慣れて
いくことも大事です。
それが将来のAO入試、就職活動などにも
つながっていきますからね。
それはおいといて、みんないろんな思いを
語ってくれました。
いつものことですが、塾をやめたかった、
親に強制的に入塾させられた・・・生徒たち
にとってはそれが本音だと思います。
そこでどう踏ん張るかが、途中退塾の生徒
と最後まで続けた生徒との違いでしょうね。
多分そこには親の踏ん張りもあると思って
ます。
確かに子どもの意見を尊重することも大切
です。でも、親が子どもに負けてはいけません。
子どもはどうしても安易な、楽な道を
選択しがちです。今ここで頑張る意味・・・
それを体を張って、あるいは厳しい言葉で
伝えてくださった保護者の方にも改めて
感謝の思いです・・・。
その生徒からのメッセージの中には塾や
講師、塾長、そして同じ12期生の仲間への
感謝の思いも込められていました。
また高校生活に向けての前向きな宣言も。
講師の先生がおっしゃってましたが、
やらない後悔はしてほしくありません。
確かに失敗することもあるでしょうが、
とにかくやってみる、頑張ってみることが
大事です。
成績が伸びなかったこと、第一志望の
高校に合格できなかったことはけして
「失敗」ではありません。
自分を変える一つのきっかけだと思えば
いいのです。
とにかく、みんなこの名学館生活で
本当に強く、たくましくなりました。
それは私の誇りです。
だからみんなも名学館の卒塾生になれた
ことを誇りに思って欲しいと思ってます。
今は高校の合否しか見えてないでしょうが、
実はその先・・・高校、大学、社会人に
なったとき、ここで学んだことの意味を
理解できるはずです。
私が塾を続けてる目的もそこにありますから。
その後生徒たちには私の好きな作家の本と
「名学館」の名前が入った電波時計(目覚まし)
をプレゼントしました。
どちらも大切にして欲しいです。
生徒ひとりひとりに私からの思いを伝える
手紙を書きました。
まだまだ話したい、伝えたいことがあるのです
けどね。
でもこれで終わりではなく、ここからが長い
付き合いの始まりですから、またおいおい
話していこうと思います。
最後に私から、全体に向けての話として
ここまで頑張ってきたねぎらい、そして
私がよく言う「当たり前の基準を上げる」
常にこの言葉を実践して欲しいと。
やはり当たり前の基準が高い人はかっこいい
ですからね。そして周りの人への感謝の
気持ちを忘れないようにという話もしました。
受験は孤独な戦いですが、家族を始め
多くの人達が応援し、サポートしてくれて
いました。特に家族への感謝は言葉や態度で
表しなさいとも話しました。
送ってもらうのが当たり前、朝起こしてもらう
のが当たり前、ご飯作ってもらうのが当たり前、
そんな風に周りに対しては当たり前の基準を
上げてるケースが見られますが、周りの人に
対しては当たり前の基準を下げなければいけ
ません。常に感謝の気持ちをもつことです。
最後に私がここで12年間塾を続けてる思い
のようなものも話しました。
私は塾生、卒塾生、保護者の方を大事にする
と常に宣言しています。
それは塾としての方針というよりは私の
個人的な方針です。
どうやったらみんなが喜んでくれるか、
どうやったらみんなが幸せになれるか
常にそういう考えで話をしたり、イベントを
考えたりしています。
人間が喜ぶ心理として、予想以上のことを
やってもらったとき、喜び、幸せに感じます。
ですから「塾ならこれくらいやって当たり前」
というレベルで終わっていてはうちの塾の
存在価値はありません。
今では当然になっている「朝塾」もそう、
「楽天観戦ツアー」もそう、塾生だけでなく
卒塾生への大会応援やお守りのプレゼントも
そう。
自分がされたら嬉しいだろうなという思いで
やっています。
これからいろんな人と出会う中で、相手が
どうやったら喜んでくれるか、どうやったら
相手が幸せになれるかを考えて行動して欲しい
そうすれば必然的に自分も幸せになるからと
話しました。
きっと今はわからないし、どうしても自分中心
になってしまいますが、自分より相手・・・
そういう気持ちになれたらきっとさらに成長する
でしょうし、そういう行動ができて、幸せに
感じられたらきっと、「ああ、壮行会の時
塾長が言ってたのはこういうことか」とわかって
くれるような気がします。
最後は生徒たちから私と講師の先生への色紙の
プレゼントもありました。
本当にありがとう。
保護者、あるいは生徒自身からもいろいろと
差し入れもいただきました。
また、夕方のお忙しい中、いつもお世話になって
いるセブンイレブンの店長さんが直々に
差し入れを持ってきてくださいました。
店長が以前、近くに塾ができても、名学館を
応援しますから・・・と言ってくださった言葉、
私には忘れえぬ言葉になっています。
最近いろんなコンビニができてますが、やはり
名学館とセブンイレブンさんとの強い絆は
今後も大切にしていきたいと思ってます。
まだまだいろんな思いがありますが、今日は
家でゆっくりビールでも飲みますわ。(笑)