今日も朝から教室を開けていました。
午前中から自習で頑張っているのは
やはり中2女子。
まあ、今日あたりは多くの部が大会や
部活があったようなので、それが終わって
から駆けつけた子もいましたから、全体に
少しずつ変化が見られてきたかなと
思います。
そういえば昨日の保護者の方との面談の
中で、成功体験よりも失敗体験のほうが
大切という話がありました。
もちろん成功は大事なのですが、
失敗体験から学ぶことも多く、その失敗
したときに自分の力でどう乗り越えた
のか、あるいは周囲の人にどう助けて
もらったのか・・・そういうことが大事だと。
確かにそうですね。
受験でも就活でも「●●というプロジェクトを
やっていました」とか「委員長をやっていました」
などと得意げに話そうとする人がいますが、
肩書きよりも中身が大事なんです。
昨日、この春東京の専門学校に進んだ卒塾生に
バースデーメッセージを送ったところ、
「どこの学校に進んだかではなく、何を学んだ
かのほうが大事だという塾長の言葉を胸に
頑張ります」というメッセージが返ってきました。
専門学校に進んだことを恥じることはないし、
目標をもって、実家を離れ、一歩踏み出した
彼女は本当にかっこいいです。
おとなしい子ですが、なんか闘志を感じ、
すごく嬉しかったです。
うちの塾でもそうです。
塾に通っていることが大事なのではありません。
塾をどう活用しているか、自分が何を
すべきなのかを考え、我々が求めている以上の
ことに取り組む・・・そういうことが大事
なのです。
そこで私に怒られたっていいんです。
最近は親も怒らなくなったと言われて
いますから、私はガンガンいきます。
やるべきことをやらない人間には容赦しません。
そして中3に対しては部活引退したあとは
求めるレベルも上げていきます。
本気になっていないやつはいくら最低限の
ことをやってても、厳しく指導します。
言われたことをやってるだけで社会で通用する
わけがありませんから・・・。
今日の中3の授業でも、頑張ってる様子は
伺えますが、まだまだ細かい点への配慮が
足りてないと感じます。
「まだ学校でやってないから仕方ない」
「今はやることが多くて大変だから仕方ない」
そんな風には思いません。
やらなければいけないのです。
春先に生徒に対して、あるいは保護者に対して
「塾を休まないで欲しい」と言いました。
健康管理、スケジュール管理は今後も
大切なことです。
社会に出たらどんな理由であれ、簡単に休む
やつはいい印象を与えません。
何度も言ってますが50のおっさんが
朝から晩まで休まずにやってるわけですから、
若いみんなができないはずはありません。
部活もピークを迎えるこの時期、
ここが中3の第一の踏ん張りどころです。
ここのところずっと書いてて、申し訳
ありませんが、引き続き、2期生、
冬馬くんへのご協力をお願いします。
変な言い方ですが、お金は必要なものに
は出していくことも大事だと考えています。
例えば、今教室の窓に貼ってあるポスター。
広告代理店さんのご厚意によりだいぶ安く
仕上げていただいてもらってますが、
デザイン代はけっこうかかっているというのを
知っていますから、けして値切ることはして
ません。
確かに自分たちも苦しいですが、下請けや
フリーでやってるところはもっと大変なはず
ですからね。
塾でもそう。どうしても講習代などは無料の
ほうがいいに決まっていますが、実際には
人件費や教材費がかかっています。
商品・サービスには必ず対価が発生する
ということを子どものうちから教えておかな
いと、なんでも「安く、安く」と求めて
きたり、自分さえよければいいという考え
になってしまいます。
冬馬が頑張っている今回の渡航費も
「もっと格安のチケット探せばあるんじゃないの」
と言われることもありますが、実際には何回も
乗り継ぎがあることと子どもたちを安全に
届けるということを考えれば、どうしても
ある程度の金額はかかってしまいます。
本日も中2の保護者の方から温かいご支援
をいただきました。
「子どもたちにわかるように説明し、お小遣い
から出しました。小銭ですみません」と・・・。
手紙を見た瞬間、ほんと泣きそうになりました。
人間、損得勘定で考えてしまうことが
あります。私もつい何か見返りを期待して
行動をしてしまうこともあります。
でも最後は人の縁だと思っています。
私が卒塾生とつながっているのは損得勘定抜きに
付き合える・・・縁を感じているからです。
引き続き、皆様のご協力とお知り合いへの
宣伝をお願いしたいと思います。
大手企業や国会議員とでもつながりがあれば
簡単なのでしょうが(笑)、こういう地道な
努力、みんなで力を合わせて・・・というの
が大好きなので、塾のすべきこととは違う
と言われても、力になり続けたいと思ってます。
<再告知>
2期生色川冬馬君が
ラテンアメリカ野球選手権へ東北の子どもたちを
率いて出場します。自己負担になる
渡航費がまだまだ足りません。
現在下記で5000円からの寄付を募っています。
ぜひぜひご協力、および多くの人へ拡散を
お願いします。
https://readyfor.jp/projects/TDSS-BEP
もしも5000円は出せないけど、少しでも協力したい
という方がいらっしゃいましたら
直接、塾長あて現金をお持ちいただいても結構です。
間違いなく冬馬君にお渡しましす。
名学館に関わった仲間をお互いに助け合うことが
できたら素敵なことだと思っています。
ぜひともご協力お願い申し上げます。
もちろん、このブログをお読みの名学館他校舎の
皆様、他塾の皆様もご協力のほどよろしくお願いいたします。
2015年05月04日
本気になれるかどうか
posted by じゅくちょー at 23:36| Comment(0)
| 日記