このあとは定期テストが入ってくるので、
入試に向けた補習は一旦今日でおやすみ。
今日は数学の「三平方の定理」をやりました。
だいぶ駆け足になりましたが、みんな
スピードの差こそあれ、きちんとついてきて
くれました。
これで来月からガンガン実戦演習にいけ
そうです。

一方、今週の木曜日にテストがある
附属中の生徒向けにこちらも朝9時半から
夜の9時半までテスト対策をおこなって
ました。
数学と漢字で苦戦していたようですが、
理科、社会はまあまあ仕上がっていたようで
ちょっと安心しました。
月曜、水曜の通常授業でもしっかり
確認していきましょう。
また、夜は私の方はみど中の3年生に
国語の和歌の読み取りと演習を、
講師にお願いして、中1の方は濃度と
溶解度の演習をそれぞれおこないました。
今後、国語は中3に対して随時補習など
を入れていく予定です。
私がうちの塾で生徒に対していろいろと
厳しいことを言っていますが、そこには
もっと自分の力で問題を解決する力を
つけてほしい、そして周りの人の気持ちに
たてる人になって欲しいというのが
あります。
それができてくると、結果的に塾のほうも
うまく回るようになります。
社会で生きていくためには、自分中心の
考え、行動ではいけません。
相手の様子を確認し、自分が何を
聞きたいのか、何を言いたいのかを整理し、
いつ、どう行動するか・・・こういう
力をつけていけるようになると、人間と
しても大きく成長しますからね。
今日、みど中のテスト対策の合間を縫って、
9期卒塾生のお母様のお通夜に行ってきました。
昨日連絡もらった時は、あまりにも急なこと
でショックでしたが、今日、気丈に振る舞う
卒塾生の姿を見て、改めて立派になった
なと感じました。
53歳・・・私と2歳しか離れていないと
いうことで、さぞ無念だったと思います。
入塾の面談の際、私が塾の厳しさを話して
も、それを受け入れ、「よろしくお願い
します」と言ってくださったことが今でも
思い返されます。
高校入試では残念ながら希望を叶えてあげる
ことができませんでしたが、富中でも
ないのに、いつも気にかけてくれて、ときどき
元気な顔を見せてくれる、いい子です。
きっとお母様から感謝や気遣いの大切さを
学んでいたのでしょうね。
卒塾して、3年以上経つのに、わざわざ
辛い気持ちを押し殺して電話をくれて
「最後に母に会ってあげてください」と
言ってきてくれました。
その言い方がすごく自然で、短い付き合い
だった私まで気にかけてくれて、ほんと
ありがたかったです。
この年になると、結婚式よりもお葬式
に出る機会の方が増えてしまいましたが、
いつも人と人のつながりの大切さを再認識
します。
今朝、中3に対して、その話も少ししました。
そして「君らはまだわかっていないかもしれ
ないけど、最後頼りになり、誰よりも応援
してくれるのは俺でも学校の先生でもない、
君たちの親だからな。喧嘩するのは仕方ない
けど、感謝の気持ちを忘れるなよ」と
伝えました。
もちろん、勉強の指導では親以上に頑張り
ます。
生徒たちにはまだまだ伝えたいこと、
話したいことがあります。
ほかでは味わえない経験もさせたいですし、
将来、振り返ったときに名学館で、
塾長と出会えてよかったと思ってもらえるように
まだまだ頑張ります。