中学生と接して、最近感じるのは
マイナスな発言や他人の悪口など負の
発言が多いこと・・・。
そして周りの空気、状況を読めない
言動です。
慣れた「塾」という空間の中での安心感
もあるのでしょうが、やはり負の発言は
聞いてて、気持ちのいいものではあり
ません。
同じ仲間同士の笑えるネタであれば
まだしも、外見や言動だけで「嫌い」
「きもい」発言をしたり、空気を
読めない発言にはさすがにイライラし、
厳しく注意することもあります。
自分たち、あるいは自分たちの仲間
同士さえ楽しければいい・・・という
意識はなんとか改善させていかなければ
いけません。
私は塾生、特に中3に対しては毎年
「チーム」としての団結力を作って
います。
ただ、それは誰かをおとしめるための
ものではありません。
周囲からも羨ましがられる存在でいて
ほしいという願いがあります。
そのためには一つ一つの言動、周囲への
気遣い、やるべきことをしっかりやって
いることなど、言葉美人、行動美人に
なってほしいのです。
先日の中3の生徒向け高校入試説明会
の時もマイナスな発言の禁止を強く
言いました。
自習中の集中力の話もしました。
意識して変えようとしている生徒が出て
きましたが、相変わらず、他人の悪口、
気遣いのない言動をしている生徒も
見受けられます。
感謝されたければ周りの人にいっぱい
感謝すればいい。
好かれたければ周りの人をどんどん
好きになればいい。
褒められたければ、周りの人を
いっぱい評価してあげればいい。
そして逆に
誰かを傷つける発言は、いずれ自分に
降りかかってきます。
周囲の空気を読めない人は、自分の
気持ちもわかってもらえません。
私はできるだけストレートに生徒には
話すようにしていますし、できるだけ
自分で実践して気づかせようとして
います。
もちろん私が100%できているわけ
ではないことは重々承知の上ですが、
こういう努力をする、自分を意識して
変えていこうとすることが大事なんだと
感じてほしいと思っています。
誰でも周りに好かれたいと思うでしょうし、
嫌われたくないために自分の存在を
アピールしたり、ほかの人のマイナスな面
をことさら強調したりすることがあります。
私がいつも心がけているのは周りの人の
プラスの面を強調してあげ、自分の
マイナスな面で笑わせる・・・。なかなか
難しいのですけどね。
私が自分の誕生日を「名学館富沢校の日」
としてみんなに感謝の気持ちを伝えている
のは自分の誕生日こそ、周りへの感謝を
伝える絶好の機会だと感じて欲しいから
です。
うちの塾生たちは昔から小さなことにも
感謝の気持ちを表すことが多いです。
プリントを渡したとき、採点してあげた
とき・・・。
それはそれですごいことです。
この感謝の思い、感謝の言葉が増えてくる
とマイナスな発言をする余裕はなくなります。
感謝、気遣い・・・これが出来る生徒は
きっとイケメンで、美人になれます。
そういう子で溢れる塾にしていきたいですね。
実はこういうことは勉強にもつながって
いくことです。
私がいつも言ってる教科への愛、苦手単元
への愛をもっともっともってほしいと。
ノートへの愛、シャープペンへの愛、
くだらないと言われそうですが、そういう
意識がいろんなことにプラスになります。
生徒に伝わっていないのは私の責任。
まだまだ頑張らねば・・・。
2015年10月27日
マイナスな空気
posted by じゅくちょー at 23:23| Comment(0)
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