今日、卒塾生の冬馬君が来て、雑談で話して
いったこと・・・
「学校には限界があることを認めないと
ダメだよなああ」と。
私も同感です。学校でなんでもやろうとする
から先生たちの負担が増え、本来すべきことが
疎かになったり、必要以上の重圧がかかった
り・・・。
部活だって、経験のない先生が無理やり顧問に
なる必要もないし、学習においても必要以上に
塾や予備校を敵対視する必要もないし・・・。
もっと学校や先生が果たすべき役割や優先順位を
考えて欲しいですね。
まあ、こういうのって一教師、一学校でできる
ことではないのでしょうが・・・。
できないことを認めることは恥ずかしいこと
かもしれませんが、その積み重ねによって
起こらなくていい問題まで起きてるような気が
します。
そういう意味でもうちの塾でもできることと
できないことを線引きするようにしています。
どんな生徒でも受け入れる
生徒や保護者の要望にすべて応える
大手ならともかく、個人塾がそれをやって
しまったら、間違いなく崩壊します。
確かにうちの塾はいろいろな意味で厳しい
かもしれませんが、やらないやつのご機嫌を
とったり、甘い顔しておだてたりする気は
ありません。
また中途半端に公立中高一貫受験生の対応
をしてしまうと、それだけで相当なパワー
をとられ、結局その子にも周りの子にも
いい結果を出すことはできません。
最近は昔以上に学校や塾に求めることが
多くなり、それが当たり前になってきたりします。
いや、学校や塾だけでなく、お店など
でも求めるサービスのレベルが高くなって
きているような気がします。
「プロなんだから」と言ってしまえばそれまで
ですが、もっと相手のことを分かり合い、
気遣いができるようになると、きっと
違った意味での幸福感が出るような気がして
います。
今、3月の中3の終学旅行のバスの見積もりを
している中で、小さい会社ほど事務的でない
小さな気遣いをしてくれるなあと感じています。
今日もとあるバス会社の担当の方とお話する
中で、細かいところまで気にかけてくれてる
んだなああと感じました。
(多分その会社に決める予定)
今日も夜遅くに追試を受ける生徒がいたり、
約束を守らない生徒がいたり・・・。
自分がそうされたらどう思うか考えて
ほしいと思ってます。
いちいち口うるさいなあと言われそうですが、
実際、中学生でも意識的に気遣いや感謝や
相手がどう思うかへの配慮などが出来る子が
います。
私の中では実はテストの成績を上げることよりも
そういう面での変化、成長を促したい気持ち
が強いです。
最近は親世代も若くなり、保護者へも思いが
伝わりにくくなってますけどね。
10月ももう終わりです。
テストの準備が進んでない生徒が多いですが
もっともっと本気で頑張って欲しいです。
富中、柳中はテストまであと1週間です。
まだまだ危機感が感じられません。
喝をいれるしかないか・・・。
2015年10月28日
戦いは続く
posted by じゅくちょー at 23:15| Comment(0)
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