2016年01月19日

作業は勉強ではない

「勉強頑張ってる」・・・自分から
こういう子に限って、実は勉強ではなく、
作業を頑張っている子が多いような気が
します。

問題を解くことやきれいなまとめノートを
作ること、教科書をながめること、
下手したら計画を立てること
を勉強と勘違いしていたりします。
確かにそれらも必要なことですが、それは
あくまでも本来の「覚える」「定着させる」
ための手段であって、目的ではありません。
人によって覚え方は様々ですからどういう
やり方がいいというのは言えません。
ただ、考えるという行動が入らないので
あれば単なる作業であり、時間の無駄です。
もちろん、ゲームやテレビ、携帯などに
夢中になっている子が、少しでも机に
向かうように・・・というレベルでよしと
するのであればそれでもいいですが、
意識、行動を変えていかなければ、成績は
変わらないでしょうし、この先、高校、
大学、社会人と進んでいく中で、どんどん
置いてきぼりをくらいます。

確かに私も「結果がすべて」という言い方を
していますが、結果を出していればいいとも
思っていません。
あらゆることに真剣に向き合い、意識を変え、
行動を変え、目標に向かって本気で頑張る。
そのための「塾」だと思っています。
ですから単に「厳しい」「優しい」
「個別」だ「集団」だ・・・などということで
はなく、塾をどうとらえ、どう活用して
いくのかも考える必要があります。

「名学館は成績のいい人が集まっているみたい
ですが、うちの子ついていけるでしょうか」
何件かそんなお問い合わせをいただきました。
答えとしては
・もともと成績のいい人を集めているわけでは
ない。(入塾テストもないので)
・ただし、やる気がない生徒が来ても効果はない
・「ついていけるでしょうか」ではなく
「ついていく」意思があるかどうかが問題。
・成績が芳しくないのはやってこなかったから。
そのことは自覚していただきたい。
(「やればできる」だの「やる気スイッチが
入れば」などというセリフは聞き流します)
・最初は強制でも最終的には自分の意志で
動けるようにする。
要は現状をきちんと認識し、自ら変えていく
気持ちがあるかどうかだけです。
あとは私の考え、やり方に共感をもってもらえ
るかだけですね。実はそれが一番大事ですが。

もうすぐ期末テストの時期です。
新規のお問い合わせお待ちしています。

2期生色川冬馬君の活躍ぶり、ぜひご覧ください。
(30分の放送です)



posted by じゅくちょー at 23:44| Comment(0) | 日記
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