補習、や夕方・夜の自習は禁止に
なります。
「勉強したい」という意欲のある子
に対し、「来るな」というのだから
非情な話ですが、これは私が譲れない
ルールです。
朝はそんなに人も多くないので、朝塾
のみ2月中はOKにしていますが、
やはり進路が決まった生徒とこれから
受験を控えている生徒とでは温度差が
出てしまうのは仕方のないことですし、
いくら結束力の高い「チーム名学館」
としても、進路が決まった生徒への
羨みや、場合によっては妬みが0では
ないはずです。
私自身も高専、後期受験者に100%の
力を注ぎたいので、このようなルールに
してます。
もちろん通常授業はありますけどね。
そんなわけで、今日が14名全員そろっての
授業の最終回。
理科の地学分野と物理分野を一通り復習
しました。
まあ、この時期ですからだいぶ知識はあり
ますから、忘れていたところの確認が中心
でしたけどね。
今日は最終回ということで、午前と午後、
2回にわたってくじ引きで席を決めました。
何となく新鮮でよかったです。
前からやっておけばよかったかなあ。(笑)
なんか感慨深くなって、ちょっとしんみり
もしてしまいましたが、この14名、本当に
結束力のある、仲のいいチームになったこと
を思うと嬉しい気持ちが強いです。
塾の中で、「チーム」や「団結力」を意識する
ところってあまりないかもしれません。
最終的には成績アップと志望校合格を
勝ち取ることが目的なわけですから・・・。
でも私はあえて、中3の団結力を毎年意識
しています。
成績が上がればいい、志望校に合格できればいい
・・・とかく受験期は考え方や気持ちが
自分中心になりがちです。
でも、こういう時期だからこそ周りへの
気遣いや仲間への応援、助けてくれる人、
応援してくれる人への感謝の思い・・・
そんなものを持ってほしいと思っています。
そういうのが苦手、そういうのは古い
と言われることも多いですが、
うちの13期生、みんな優しい気持ちを持てる
ようになっていますし、前期受験メンバーへの
メッセージや壮行会での応援、周囲への
感謝など、人間としてもこの受験期に成長した
ように思えます。
そして何よりこの14名全員合格しようという
思いは例年以上に強いような気がしています。
ソフトボール大会や、合格祈願会など
勉強以外のイベントへの強制参加もあるため
「もっと勉強させないと」と思われている
かもしれませんが、うちの生徒たちは相当
やってます。
好きなことも我慢して、朝早くから
そして土日も返上して・・・。
きっとこんなに頑張ってる生徒はいないと
思えるくらいです。
うちの塾に天才はいません。
でも努力する子は集まります。
ナンバースクールの合格者で塾の価値が
決まるのであれば、今まで二高を受験した
子は一人もいませんし、一高もここ5年
受験者がいませんから、ダメ塾になる
のでしょう。
そして12回受験生を送り出して、一度も
全員第一志望合格を果たしたことがあり
ません。
でも私は卒塾生全員をそして今いる塾生
全員を誇りに思っています。
今日、生徒たちが黙々と頑張る姿を
見て、改めて「こいつら、好きだわ」
と感じました。
明日はいよいよ前期の合格発表。
みんな緊張してるのがわかりますし、
落ちたら・・・とマイナスな気持ちが
芽生えているのもわかります。
でも以前、とある中3の保護者の方が
「こんなに頑張ってる名学館の生徒が
落ちるわけありませんよ」と言って
くださいました。
ほんとそうですね。
何せこの13期生には保護者の方、
講師の先生、卒塾生・・・名学館
富沢校ファミリーがみんなついている
のですからね。
あ、もちろん私のパワーも最強です。(笑)
さ、明日の夕方は前期組の笑顔に
会えるのを楽しみに待とう。