2016年09月15日

勉強のできる人になろう

最近、生徒たちを見ていて改めて
感じること・・・。

勉強ができる子は人生を楽しむ
ことができるんじゃないか・・・
ということ。
これはいわゆる、いい高校行って、
いい大学に行って、いい会社に就職
して・・・という意味ではありません。
(今やそんな時代ではないので)
勉強のできる子というのは(私見)
・処理能力が高い(速い)
・効率的にやることを考える
・呑み込みがはやい
・複数のことを同時に進行できる
・先の展開を予測できる
・今までの経験や知識を活用できる
・コミュニケーション能力が高い
・空気を読める
・忍耐力がある

などなど・・・。
点数が取れることが大事なのではなく、
勉強を通して、こういう力をつけて
いってほしいと思っています。
結果的に点数が取れる子の多くが
こういう力を身に着けている子であり、
逆になかなか点数が伸びない子は
こういう力が不足して、表面的な
暗記や作業に終わってしまっている傾向
があります。
もちろん、上記の力の中には
持って生まれた才能的なものもあるでしょう
が、私は勉強を頑張っていく中で身に着け
られるものだと思っています。

そして、上記の力をもった子というのは
日常生活の中においても格段に多くの
ことに興味をもち、実際に行動に移して
いることがわかります。
一方、勉強のできない子、上記の力が
足りない子は、やりたいと思っても
一つのことをやるので精一杯でほかに
手が回らなかったり、そもそも初めから
あきらめていたり・・・ということが
あります。
できる子は部活も勉強も音楽も遊びも
何でも興味を持ち、興味を持ったもの
に対しては「どれをやろう」と選ぶの
ではなく、「全部やるためにはどうすれ
ばいいか」を考えます。
実はこれこそが大事なことなのです。

いろんなことを体験している子、
人の話を受け入れようとする子は
人間的にも魅力的ですし、社会に出て
からも戦力になります。
一方で、人の言動をすぐに批判したり、
人の話の受け売りのようなことしか
言えない子は一時的には楽しそうでも
結局は中身のない人間と見られてしま
います。
体験といっても「留学しろ」「ボラン
ティアしろ」という形だけのことでは
ありません。
やりたいこと、興味をもったことを
をどんどんやればいいのです。
それが多くなったら、何かを捨てるので
はなく、すべてをこなすための計画や
手段を考えていけばいいのです。

まあ、機会を見て、生徒たちにもこんな
話もしていきたいなと思っています。
昨日、東京に住んでいる娘から電話があり、
来月やっと夏休みが取れるので、帰省する旨
連絡がありましたが、「一人旅もしたい
んだよねえ」と言ってきたので、「だったら
すりゃあいいじゃん」と言いました。
私は生徒にもいつも言ってますが、やろうか
どうしようかと迷った時は、絶対にやるべき
だと。
「で、どこ行くの?」と聞いたら「広島」と。
「なんで?」って言ったら、どうもその昔
私が広島への旅を勧めていたらしいです。
「原爆ドームと原爆資料館は生きてるうちに
絶対に行ってみるべき」
「尾道の風景は心が落ち着く」
「宮島と厳島神社は歴史を感じる」などなど
生徒たちもそうですが、私がさりげなく
言ったことって結構覚えていたりするんです
よね。
最近の中・高生には言ってることがなかなか
伝わらないなああと感じることがありますが
実はそうでもないのかもしれないですね。
いろんな経験をし、人間的にも魅力的な子に
なるよう、今後とも塾生、卒塾生を支援
していきたいと思っています。

昨日、宮城学院の入試説明会に行って
きました。
英語教育はもちろん、自習室の活用など
本気で取り組んでいる様子を感じました。
以前までは伝統校ということにあぐらを
かいてるだけのイメージでしたが、
その思いが随分変わりました。
やはり直接見て、話を聞いて、肌で感じる
ことは大事だなと思いました。

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今日は東北学院の説明会に行ってきます。







posted by じゅくちょー at 06:55| Comment(0) | 日記
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