生徒の中にスローペースの子がいます。
問題を解くのが遅い、考え、理解するのに時間
がかかる・・・。
もちろん、生徒の性格的なものもありますから
それを一概に否定することもできませんが、
私は常々「スピードを上げる」ということを
生徒たちに厳しく言ってます。
スピードが遅くて得することはありません。
もちろん速くても丁寧さがない子は論外ですが、
丁寧にやっているからといって遅くていいと
はなりません。
試験は時間が限られています。入試の日までも
日数が決まっています。
スピードが上がればそれだけ演習量も増えます。
スピードが上がればいろいろなことができます。
スピードが上がれば見直しにも余裕が出てきます。
スピードの遅い子は意識的にでも直さなければ
高校生になってやる量が増えた時対応できなく
なり、何かを切るという選択になってしまいます。
常に時間を意識しながら問題を解くなど自分なり
の努力が必要です。
勉強のできる子の中に勉強以外の趣味を持ち、
いろんなことにチャレンジしている子がいます。
こういう子は時間を効率よく使っている・・・
すなわちすべてスピードが速いということ。
中3生が今、数学で乗法公式をやっていますが
公式使わなくとも一つ一つ展開すればできるじゃん
と考えてしまったらおしまいです。
数学はいかに最短の方法で解いていくかが勝負。
「こうでも解けますよね」ではなく「こう
解かないと時間の無駄」ということを植え付けて
いきたいと思います。
昨日は6期生の子の就職お祝い会。
その子と社会人2年目の子と3人で飲んできました。
この春就職した子はナース。
2年目の子は営業職。
いろいろ話を聞いていると、本当に大変そう。
でも、楽で稼げる仕事なんてありません。
最初から面白くて、これこそ天職・・・なんて
思えることはまずありません。
こういう話をすると、また昭和チックだと言われ
ますが、まずはどんなに大変でも頑張って
見ること。必ず光明は見えますし、お客さんから
助けてもらえることも必ずあります。
この春就職したメンバーも今、研修などでがんば
っていることでしょうね。
もうしばらくしたら手紙でも書いてみよう・・・。
昨日、大学時代、家庭教師をしていた子と30年以上
ぶりに再会。娘さんを連れて塾の面談に来てもらいました。
なつかしかったです。娘さんも素直な真面目そうな子
でした。うちの塾の考え方、やり方についてはうそ
偽りなく話したつもりです。ぜひ体験授業を受けて
ほしいなと思ってますが、どうでしょうかね。
昨日も中1、中3、高1と自習に来ている子たちが
いました。
空いた時間を有効に使う。テスト前だからではなく、
テストに余裕のある時期だからこそ、頑張る気持ちを
もってほしいですね。
「頑張る」と口で言うのは簡単です。
そこからどう行動に移すかです。