2018年03月11日

3月11日

今日は3月11日。
あの忌まわしい日から7年・・・。
やはりいろいろ考えてしまいます。
そして意図しているわけでは
ないのですが、この日の14時46分
は毎年教室に一人でいることが多い
です。
今日も朝から確定申告の仕事をし
ていて、14時46分にワンセグで
見ながら黙とうをささげました。

震災ではうちの塾も我が家も幸いにも
大きな被害はありませんでしたが
あのときの怖さや大変さは二度と
経験したくないと本気で思っています。
でも7年もたつと、生徒たちも
震災を経験したのがだいぶ幼い
ころなんだなあと感じます。
今年大学を卒業する子たちが高校受験の
時ですからね・・・。
あの震災がいろんな意味で私自身の
考え方、塾の方針にも大きく影響して
います。
当たり前に思っていることが当たり前
ではない・・・それを生徒たちに強く
認識させるようになりました。
私がいつも言っている親や周囲への感謝、
気遣いということはもちろん、
時間を無駄に過ごしているやつを見ると
本気で怒ってしまいます。
時間は無限ではないのです。

今日、この春からナースとして働く
9期生のMちゃんからメールが来ました。
彼女も親の実家が石巻であることから
この震災をきっかけに石巻赤十字病院の
附属の専門学校で学ぶという選択をして
卒業を迎えます。
心やさしい子だから、きっと患者さんに
寄り添ういい看護師になると思います。
「今度、塾に行きますね」と言ってくれました。
頑張ってほしいですね。

今日、無事確定申告の書類が完成しました。
金曜、土曜と高校生に手伝ってもらったの
が大きかったです。彼女たちには感謝、感謝です。
数字を見ながら、苦しい時期のことを思い出して
ました。
もちろんこういう小さな塾ですから安定経営
ではありませんが、一時期の厳しさからは
抜け出した感じです。
震災を言い訳にしてはいけないし、他の大手塾が
富沢に進出してきたことも言い訳にしては
いけない、ずっとそう言い聞かせてきました。
自分にできることは今いる生徒と卒塾生のこと
を大切にすること・・・それ以外にないと
思ってました。もちろん昔からその思いが
あったのですが、苦しい時に力になってくれた
のは保護者の方であり、卒塾生であると感じ、
震災以降はそれまで以上に卒塾生や保護者の方
への感謝の思いを強くもつようになりました。

私がよく使う「名学館FAMILY」という言葉は
本当に家族のような一体感をもちたいという
思いからそう言ってます。
今回の高校受験に際しても多くの卒塾生が
動画での応援メッセージや壮行会の準備や
いろんな場面で力になってくれました。
こういうところが大手に勝てるところだと
思ってます。
卒塾生たちをこき使うので「あそこの塾は
ブラックだ」と思われている方もいるかも
しれませんが、見えないところでフォローは
しています。(たぶん・・・)

明日から中3メンバーと終楽旅行に行くため、
月曜終日と火曜の夕方まで塾長が不在になります。
連絡がございましたらできるだけメールにて
お願いします。
posted by じゅくちょー at 21:29| 日記
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