塾運営の考え方がだんだん決まって
きました。
それは私自身が無理をしないこと。
そして私自身がストレスを感じないように
することです。
塾を始めた当初や経営が苦しい時期は
どうしても無理をします。
たとえば授業料を何か月か無料にする
どんな生徒も受け入れる
生徒や保護者の要望にすべて合わせる
などなど。
ただ、無理をするとどこかにしわ寄せが
きて、結果的によかったものまで
うまくいかなくなるということがあり
ました。
そこで特別な対応が必要な二華中、
青陵中受検には対応しないことや
小学生低学年の受け入れをやめたこと
や高校生の外部募集をやめたことや
定員を設けたことや、テスト対策は
塾生のみに限定することなど、
営業戦略からすると窓口を狭くすること
ばかりやってきました。
ただ、結果的に、生徒へ向き合う時間が増え、
うまくいくようになってきました。
また、生徒に合わせるのではなく、生徒に
合わせてもらう・・・こちらの考え方を
理解してもらい、こちらのやり方、ルール
でやってもらうようにすることで、今は
私自身がストレスを感じることはありません。
サービス業の考えに反しているようでも
ありますが、最終的に生徒や保護者の方が
満足し、喜んでくれるようにすることが
大事だと思っています。それは必ずしも
生徒や保護者の要望に100%合わせる
ことではなく、新しい見方や新しい考え方を
示すことも大事だと思っています。
つまり入塾段階では想像できなかったサービス
や結果により満足、納得してもらうこと。
塾はこういうものだという概念を覆す
ようなことを提示して最終的に成績が
上がり、人間的にも成長する・・・これが
私の考えです。
もちろん、こういうやり方をしている以上、
入塾につながらないケースや退塾につながる
ケースもあります。
ただ、それはうちの塾あるいは私と相性が
合わなかったというだけのことです。
富沢かいわいにも大手塾が多く、厳しい戦い
ですが、一方で棲み分けもできていると
思っています。
選択肢が多いと保護者にとっては塾選びが
大変になりますが、一方でうちの塾には
来るべき人が来ているのだと思っています。
私は出会いに運命的なものを感じています。
今の中3生たちに対してもしっかり結果に
つなげて、卒業した時だけではなく
大人になってから「名学館でよかった」と
言ってもらえるようにこれからもサポートし
続けていきます。
今日は富沢中・柳生中の3年生のテスト対策。
あえて他学年の生徒の自習をシャットアウト
して中3だけの空間を作りました。
朝9時半から夜9時半まで他中の生徒も含め、
よく頑張っていました。
追伸
9月に書道パフォーマンスでお越しいただきました
今泉岐葉さんが魂込めて書いた文字
「平成最後の日本一 2018」が
ソフトバンクが日本一になったことで、日の目を
見ることになりました。
彼女がソフトバンクのグッズに文字を書き始めて
2年連続の日本一。
彼女の文字には熱い魂が込められています。
文字を書いてもらった今年の中3はきっと
全員合格できると信じています。
