今日、仙台三高に残念ながら不合格だった
子が得点開示の結果を知らせてくれました。
不合格だった子にとっては得点開示に行く
という行動そのものがつらいはずなのに
本当にありがたいことです。
今回は倍率も高く、同じくらいの得点に
集中しているのかなとも思っていましたが、
予想以上に良い点数で、正直「これで
不合格かあああ」という感じでした。
今回はナンバースクールに合格した子の
ほとんどが評定の高さを誇っていました。
たとえ評定と学力検査点が3:7で
学力検査重視だとしても評定を見ないわけでは
ないですし、やはり評定の高さは武器になり、
評定の低さは想像以上に不利になるという
ことを思い知らされました。
そういう話をすると、「評定の高い生徒は
ずるい」という子がいますが、私はどういう
形にせよ、評定を取りにいっている子は
本人なりの努力をしている子だと思って
います。
人に嫌われるような行動は簡単ですが
人から評価され、目をかけてもらうというのは
やはり一朝一夕でできることではなく、
たとえ、嫌いな先生であっても積極的に
質問をしたり、働きかける努力は尊敬に
値します。
現在、新中3、新中2と学年評定を見せて
くれています。
やはり定期テストの点数のわりに評定の
低い生徒、5教科はオール5なのに実技教科
が3ばかりの生徒がいます。
以前は男子だから女子だからとくくること
もありましたが、最近はそうとも言えません。
改めて評定の大切さを話していきたいと
思います。
新しい入試制度になっても評定は今までと
同じように見られますからね。