昨日のもやもやがあったため、今朝
中3全員そろってない中でしたが、
いる生徒(約10名)を集めて、話を
しました。
生徒たちにはいない生徒の分も
含め、話をしつつ文書でも私の思い
を伝えました。
以下一部抜粋です。
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中3のみなさん
何度も同じことを言うのは嫌ですが、自分
のこととしてとらえていないようなので、
何度でも言います。
もっと周りを見てください。
気づいていながらやっていないことが
ありませんか。
私がやらなくても・・・という意識が
ありませんか。
誰かがやるだろうという意識があり
ませんか。
本当に気づいていないのですか?
「まあ、いいか」「別にいいや」と
思っていませんか。
気づいているのにやっていないのであ
れば今日から動いてください。
中学生の多くが
・怒られるからやる
・義務だからやる
・受験に有利だからやる
・みんなやってるからやる
そんな考えでいると思います。
そうではなく、
〇ほかの人が困っているからやる
〇誰もやらないからやる
そういう気持ちになってください。
気づいたことはなんでもやる。
やったほうがいいか、やらなくても
いいかと考えることは全部やってください。
他の人がやってなくても自分はやってく
ださい。
もし、自分がやろうとしたことをほかの
人がやっていた時には「ごめんね」
「ありがとう」という言葉をかけてください。
男子に対しても女子に対してもです。
それが礼儀です。
わかっていながら素通りする、気づいてい
ながら何もしないのは人として間違っています。
「私はコミュ障だから」「恥ずかしい」「いちいち、
めんどくさい」そんな思いはなくしてください。
もちろん勉強に集中しているときも気を遣えという
ことではありません。
勉強には集中してください。休憩時間、授業の合間、
朝や夜・・・そういった時間です。
みなさんはあと9か月もすれば高校生になります。
高校では自分で動けない生徒は行く価値があり
ません。
自分が動かなければ誰も助けてくれません。
自分は「大変だ」と思うことを周りの人は
当たり前にやります。
「当たり前の基準」は自然に上がるもので
はありません。自分で意識して上げるものです。
私は朝早く起きることは苦ではありません。
すでに当たり前になっているから。
朝起きる努力をしない人は一生「大変」なままです。
向山の坂や三高への距離が大変だと言ってた
人がいます。でも普通に通っている子がいます。
最初は大変だったかもしれませんが、今では
「当たり前」になっているから・・・。
それを乗り越える努力をしない人はずっと
「大変」なままですが、乗り越える行動をし
た人はそれが普通のことになってきます。
今後、高校選択ももちろん、自分で決め、
自分で判断することが多くなります。
誰かに言われてから動いているようでは遅
いのです。
いつまでも親がやってくれるから、誰かが
助けてくれるから・・・そんな気持ちでい
るのですか?
ここまで言っても「何をしていいかわからない」
という人はあまりにも意識の低い人です。
私は中3は塾の中心だと言いました。中心である
中3は好き勝手していいという意味ではありません。
行動すべてにおいて、先輩たちがそうしていたよう
にほかの塾生の見本にならなければいけません。
夜にゴミ捨てをやってる子を尻目に、自分のことだ
けで何も手伝わないで見て見ぬふりをするのはどう
いうことですか。
彼女は自分の荷物整理は後回しにしてやっていた
のですよ。
どうしても早く帰らなければいけないのなら
「今日はごめんね。明日私がやるから」と言えな
いものでしょうか。
いちいち私が指示し、命令しないと動けないの
ですか。
女子とは話せませんか?男子とは話せませんか?
しゃべったことがないから話せないのですか?
思っていることがあるなら、きちんと話しましょう。
気づいたことがあれば提案しましょうよ。
もちろん1回何かやったからといって勝ち誇らな
いでください。
どんなことでも継続が大事ですし、当たり前の
基準を上げることが大事です。
・日めくりカレンダー
・ホワイトボード消し
・机のレイアウト変更
・駐輪場の整理(他学年の子の分も含め)
・生徒同士、講師への挨拶や
コミュニケーション
・ゴミ捨て
・夕刊や郵便物のポストの確認
・宅配便の受け取り
・夜の看板等の点灯
・固定席の荷物整理
・消耗品の補充
などまだまだあります。
どう行動していいかわからなければ
聞いてください。
何か手伝うことがないかわからないとき
はお互いにあるいは塾長に聞いてください。
忙しければ、他の人にお願いして、その代わ
りほかの日に自分がやるように働きかけてください。
「感謝」と「気遣い」はうちの塾生の最大の
テーマです。
最後に勉強面です。皆さんがオープンスクールなど
を通して「行きたい」と思った高校はそう簡単に
いけるところではありません。
予定がないのに、朝、そんなにのんびりしていい
のですか?
「起きられない」「朝は苦手」・・・そんなこと
をいつまで言ってるのですか。
ライバルはどんどん動いてますよ。
入試直前の1時間も今の1時間も同じ1時間ですよ。
やることを後回しにしていませんか?
スピードを上げていますか?
本気で覚えよう、理解しようとしていますか?
どのくらい自分を変えようとしてますか?
私は中3に対し、全面的に支援しようとしています。
でも、皆さんが動かなければ私は何も動けません。
通常授業で追試にならないのなんて当たり前です。
他の人にできることがどうしてできないのか考えて
いますか。
1度言ったことは忘れない努力をすべきです。
不明点があれば、私をつかまえて、時間を確保し
てでも聞くべきです。
ごまかすのはやめましょう。
妥協するのはやめましょう。
みなさんの甘い考えはすべて見えています。
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生徒たちには具体例を挙げながら
話をしました。
塾は一つの社会であり、家や学校とは違った
学びがある場と思っていますし、保護者の方
にも入塾の段階でそういう塾だと話しています。
別に生徒に雑用をやらせることが目的
ではありません。
気づきのきっかけ、感謝のきっかけを与えて
います。
人間はきっかけがないと変われません。
でもきっかけがあれば変わることができると
信じています。
常に周りを見て、アンテナを張っている子と
のんびりと自分中心でいる子・・・
どっちが今後の成績、あるいは高校生や
社会に出てからプラスになるかわかりますか。
私は多くの卒塾生を見てきて、勉強の頑張り
だけでなく、こういった周囲への気遣い
や感謝ができる子は間違いなくその先でも
良い結果を出していることをわかっています。
うちの生徒たちは本当にいい子たちです。
だからこそ、もっともっといい人になって
ほしいと思います。
そのことが最終的には評定にもつながって
くるでしょうし、周囲からのサポートを
受けることにもなると思っています。
posted by じゅくちょー at 22:56|
日記