2019年07月10日

1番バトルその2

昨日の出席番号1番の話、結構

評判良くてよかったです。


さて、残念ながら今回の定期テストで

1位はいませんでした。

1位って大変だよね。

でもでも、私もかつてテストで1位を

とったことがあります。

なんと高校入試で向山高校首席合格ですっ!


かつての栄光ですが。(笑)

あの当時は一般入試のみ、理数科もなかった

ので、定員240人中の1番ということですね。

春休みに高校から電話があり、「入学式で代表

挨拶をしてほしい」と。

私は首席合格の人が入学式の挨拶をするなど

知らなかったので、てっきり「お、ってことは

1組1番ってことだな。よっしゃあああ」

と出席番号1番になれる喜びでいっぱいでした。

後になって真相を知って、自分でも驚きました。


前にも書きましたが当時、私はラジオ番組に

ハガキ投稿するのに夢中になっていて、中高生に

人気の「AMO」というラジオ番組の常連だった

ため、入学式で私の名前が呼ばれた瞬間

生徒たちがざわざわしているのに気づきました。

「え? 我妻博隆ってあのAMOの?」という感じで。

そんな中、壇上に上がる優越感。

嬉しかったですね〜。

ちなみに6組の1番でした。(笑)

中高とも定期テストで1番をとったことはないので

テストの1番はこの1度限り。

でも、こういう目立てる時にとるあたり、

さすがだわ〜と自画自賛してしまいます。

あら?単なる自慢話?

おふざけ塾長ですが、たまには「すげー」

というところを見せないとね。






posted by じゅくちょー at 23:57| 塾長タイム(午前)

ブログ改革状況

ブログ改革を始めて4日目。

まだ4日目ですが、保護者の方からも

だいぶ受け入れられて、ありがたいお言葉

をいただくようになりました。

以前まではブログを書いていても

反応が怖く、積極的に話題にしていません

でしたが、ブログ改革宣言をして、保護者に

改革宣言メールを送ってからはメールや直接

感想を送っていただけるようになりました。

「読んでます」「頑張ってください」

「楽しみにしています」

「子どもに見せています」
(スマホを持たせない親も多いので)

という温かいお言葉や具体的な記事に対する

感想などをいただいています。

今日の面談でも「今日の苗字の話おもしろ

かったです。私の知り合いにアイウチさん

っていますよ」などと情報提供までしていた

だきました。

アイウチ・・・最強だなあ。

「うちの子もK子ちゃんのようになってくれた

らいいんですけどね」など。

ブログを読んでいただき自由に感想を言って

いただけるだけで、私もパワーがみなぎります。

コメント欄がないので、ぜひメールにて

感想をお寄せください。

その面談では、保護者の方の愚痴や困っている様子、

子どもへの接し方など様々な話が出ます。

的確なアドバイスができるわけではありません

が、いろんな話をしていただけるということは

信頼していただいていることだと思ってます。

生徒たちの家での様子が目に浮かぶ話ばかりです。

面談も後半戦。どんな話でもしてもらいたいと

思います。


今日富中のテスト結果(順位)が出ました。

今日まででトップ10をとったのは

みどり台中(2位、10位)

富沢中(3位、8位、8位)

袋原中(7位)

の6名。

1位こそいませんが、みんなの努力の結果。

もちろんベスト10に入っていない子も

しっかり点数を上げてきている子が多いです。

塾での勉強はどう教えるかよりどうやらせるか

だと思っています。

1回の定期テストや高校入試がゴールでない

ことは言うまでもありません。

高校生になってあるいは大学生や社会人に

なって、勉強へ向き合う姿勢が生かされる

とよいなと思っています。



posted by じゅくちょー at 22:59| 日記

これまた伝説の男M君

前に書いたK子さんの話が意外に反響が

大きく、保護者の方から、「子どもに見

せてます」とか面談の際にも「目標をもつ

って大事なんですね」などK子ブーム。

こりゃ、仙台に帰省した時、講演してもらう

しかないな。(半分本気)


さて、やはり名学館で学んだ生徒たちのこと

って保護者のみなさんも気になるんでしょうね。

私も気になりますし、生徒たちには「君たちの

ことは一生応援するから」と言ってますからね。

以前「どっちの一生ですか?」と突っ込んだ

生徒がいましたが、当然私の一生ですから。(笑)



さて、今日の話はK子と同期のM君の話。

今年の春に新中3、新高1の子たち向けに

話をしてもらったので、ご存知の方も

いらっしゃるかもしれませんね。

彼はこの4期生の中では一番遅い入塾で

中2の終わりに入ってきました。

彼の第一印象は・・・

うるさそうなやつ・・・

本人曰く、「人を楽しませるのが好き」らしいの

ですが、緊張するはずの体験授業の日から

調子にのって騒ぎ始めました。

当然私は彼のところに行って注意・・・・・






しようと思ったら




土下座してる・・・


私の動きを敏感に察知したようで、私が怒る

前に土下座。

今、こんなことできる中学生いますか?

一応怒りましたが、彼の行動力にはちょっと

目を見張るものがありました。

まあ、この「体験授業土下座事件」はうちの

塾の伝説になっていますけどね。




さて、そんな出会いでしたが、彼は入塾して

以降、本当にまじめに頑張りました。

彼にはお父さんと同じ道、エンジニアになりたい

という夢がありました。そのためには県工

に進学することだと。

この代は14人中女子が10人という圧倒的な

女子王国。

それだけに男子の団結力は相当強いものでした。

毎日自習に来てましたが、男子の中に

なかなか自習に来ないやつがいたんですよね。

そいつの家に行ったり、学校でそいつの

教室まで行って「てめえ、自習に来いよ」

と脅していたそうです。(今では笑い話)

しかし、彼の学力では目標としている県工の

情報技術科は厳しい。模試の判定も1回も

B判定が出たことありませんでした。

それでも私が指示した教材をひたすら反復し、

当時は朝塾をまだやってなかったので

保護者の方の許可を得て、11時、12時まで

塾で頑張ってました。

結局、最後の模試まで1度もB判定は出ません

でしたが、K子と同じで「絶対に受かります」

という彼の言葉を信じ、受験することになりました。

結果






無事合格




電話口の喜びの声に私もウルウル来たのを

今でもはっきり覚えています。

めでたし、めでたし・・・

といきたいところですが、彼の話はここか

らが本番。

県工では専門分野を学びながら勉強も頑張る

そしてなんと、彼は初心者ながらサッカー部

に入るという・・・。

ご存知の通り県工は公立高校ではトップクラスの

サッカーの強豪校。

彼の在学中も全国大会に出場してますからね。

毎日くたくたになるまで練習し、それでも

頑張り続け、評定をとり、見事に指定校で

東北学院大に進学しました。

名学館でたくましい精神力とあきらめない

強い気持ちがついたのでしょうね。

そして月日は流れ、20歳の成人式を迎えたとき

彼は考えたそうです。

「あれ? 大人になったと言われるけど、俺が

小さい頃に思い描いていた大人とは違う。

全然何も知らないし、何もできない・・・

単に子どものまま体が大きくなっただけじゃないか」と。

まあ、普通はそんなことすら考えないのでしょうけどね。

そしていろんなことを考えた結果、将来のことを

考えれば「英語」が必要だと考え、留学すること

を思い立ったそうです。

親に迷惑をかけられないからとアルバイトを重ね、

お金をためて、留学へ・・・。

ちらちらそんな話を聞いていたので、「おまえ、

中学の時、英語全然できてなかったけど、

大丈夫なの?」と聞いたら「何とかなりますよ」と

めちゃくちゃ前向きな考え。

実際、ほとんどできてなかったそうです。

それでも土下座事件に見られたように、考えるより

行動をするタイプですから、何とかなったんですね。

それをきっかけに語学力をつけ、持ち前の

前向きさと人を楽しませたいという根っからの

性格もあって、プレゼンテーション力はピカイチ。

就職活動もほとんど落ちることなく、あっさり

外資系の会社の内定をとるという・・・。

今はアメリカと日本を行き来しながらエンジニアと

して大活躍しています。

毎年、仙台に来た時には必ず塾によってくれて

「何か塾生に話しましょうか」と言ってくれます。

この春も新高1、新中3の子たちに話をしてくれました。

彼は「お世話になった塾長に恩返しをしたい」と

いつも言ってくれ、忙しい時間をぬって、飲みにも

誘ってくれます。

前に将来のことを聞いたとき「苦労かけた親に幸せ

になってほしい。そのためにがんばってる」というの

を聞き、やはり自分より周りの人のことが第一なんだあ

と感激しました。

彼は実は

kindle版(電子書籍)ですが、

本も書いています。もしご興味ある方がいらっしゃい

ましたら、ぜひご購入してみてください。

(これは宣伝ですが、私にはお金は入りません・・・笑)

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%89%8D%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%80%81%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E7%82%BA%E3%81%AE%E6%9C%AC-%E5%A4%96%E8%B3%87%E7%B3%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E8%B4%88%E3%82%8A%E7%89%A9-%E9%AB%98%E6%A9%8B-%E5%8C%A1%E6%99%B4-ebook/dp/B01NAC8W5R

中学生、高校生はもちろん大人の方にも読ん

でもらいたい内容です。

あの土下座事件からは考えられなかった彼の

成長ぶり。

私は生徒たちを見ていて、どんなふうに成長して

いくのだろうなと将来を楽しみにしています。






posted by じゅくちょー at 13:42| 振り返り

1番バトル

私はとにかく目立つのが好きだ。

できるなら1番になりたい。

そんな風に思っている。

・・・というと大企業の社長にでも

なるんかい?と言われそうですが

もっと小さい、もっと狭い範囲での話。(笑)

学生時代で言えば、出席番号1番。

自分の苗字は「我妻」・・・

ときどき営業電話などで「わがつま」さん

と呼ばれると、異常にむかつく。

「だったら、出席番号最後になるやろ」と

心の中で突っ込む。(笑)

1番になれる「あがつま」で良かったと思う。


とはいえ、中学、高校の6年間で

(小学校は誕生日順だったので)

中1「2番」、中2「2番」、中3「1番」

高1「1番」、高2「2番」、高3「1番」

なのだ。

2番の時の屈辱、1番の時の優越感

「あ」行の苗字の人なら少なからず持っていると

思う。

2番の時はいずれも敵は「相沢(相澤)」君だった。

うちの塾でも歴代、相沢、相川、相原、青木、青柳

という生徒と出会った。

苗字を聞いた瞬間、ちょっとの悔しさがあった。

・・・「負けた」・・・・・・


子どもが生まれ、娘たちの出席番号1番バトル

は私の方が燃えた。

新年度、入学式、始業式の日真っ先に娘たちに

「何番だった?」と聞いて、「1番」というと

ガッツポーズをしたものだ。

上の娘はほぼ1番だったように記憶している。

しかし、我妻家最大の屈辱は下の娘の中学の

入学式・・・。

入学式なので、私も出席したが、張り出された

クラス発表を見て愕然・・・










3番



え?


3番?????


見たことのない、経験したことのない領域。

敵は相沢、青木だったかな・・・いやもう忘れた。

とにかく「3」という数字は想像もしたことの

ない数字だった。

あまりにもショックで(私が)入学式の

最中もずっと落ち込んでいた。




3番・・・





本人は平然としていたが

「悔しくないのか〜」と怒鳴りそうになりました。

しかし、翌年1番を奪還。


中3も1番。

しかも中3では卒業式でフルで読まれる1組1番

をゲット!!!

残念ながら震災のため、卒業式が延期、縮小されて

卒業証書は生徒会長がもらうことになったので、その夢は

はかなく消えましたが・・・。



くだらないと思うかもしれませんが、実は「あ」行の

人にとっては結構大きな問題。

(同調して下さる方いますかね〜)


他のクラスの名簿を見て「い」で1番になっている

のを見たりすると「出た〜新参者」と思ってました。

昔、プロ野球選手で「阿井」という苗字の人が

いましたが、うらやましかったな〜。

「阿井 明」とかだったら最高だろうな〜とか。

1番物語は続きます。














posted by じゅくちょー at 06:23| 塾長タイム(午前)
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