今月2日からおこなっていた全保護者との
面談も明日でラストとなります。
長い人は1時間くらいお話させていただいて
います。
もちろんこちらから生徒の塾での様子、状況も
お話しますが、私としては保護者の皆様が
日ごろどのように生徒と接し、どのような言葉
をかけているのか、また塾に望んでいることは
何なのか・・・などを確認する場ととらえて
います。
今年度、中3の保護者の方の話で特徴的だった
のが、私立高校への抵抗がなくなっているな
ということです。
昔で言えば「私立は公立のすべり止め」という
印象が強く、公立が上、私立が下という
認識でいらっしゃる方が多かったような気が
します。
でも今回お話を伺っていると、自分のお子様
が私立のほうが向いているのではないかという
話や、私立の少人数体制や、大学の指定校枠
の多さなど、メリットを考えてらっしゃるよ
うです。
私も私立高校は説明会などを通して先生方
からもいろいろ情報を得ています。
まずはどこの高校に行くにせよ、成績を
上げていくこと一番ですが、これから
募集要項が確定していく中で、私立高校の
情報も積極的に集めていきたいと思います。
同時に私立高校に進学している卒塾生も
頼りにしていきます。
それから、この保護者面談で感じたのは
子どもの頑張りをしっかり認めているなと
いうことです。
親は子どもを怒って当たり前、
他人様の前で自分の子どもをほめるなんて
恥ずかしい・・・という考えもありますが、
やはり子どものやる気を引き出すためには
親がほめてあげることも必要だろうと
思っています。
実際、うちの塾生は頑張っている子が多い
ので、そのあたりを伺うと
「よく頑張ってると思います」
「追試がなかったときは嬉しそうです」
「親が何も言わなくてもやるようになりました」
など、お子さんを温かく見守ってくれてるな
というのを感じます。
理想を言えばきりがありませんが、まずは
がんばっていること、成長していることは
ほめてあげてほしいですね。
ほめて伸ばす・・・はむやみやたらにほめる
ことではありません。努力もしていないのに
ほめることでもありません。ちゃんとやって
いる、あるいは明らかに変化が見られたとき
そういう、ここぞというときに
しっかりほめてあげることです。
私も塾では怒ってばかりと見られがちですが
がんばってる生徒のことはしっかりほめて
います。
伝わってるかどうかはわかりませんが・・・(笑)
やばっ!かっこいい!!
今年の夏フェス参加者へのプレゼント。
ラバーバンドが到着!!
やばっ、思ってたよりかっこいい。

よっしゃ!
気合入ってきた。
このラバーバンドつけて、夏フェス頑張ろう。
・・って
何も知らない人が読んだら
意味不明の記事・・・。
ラバーバンドが到着!!
やばっ、思ってたよりかっこいい。
よっしゃ!
気合入ってきた。
このラバーバンドつけて、夏フェス頑張ろう。
・・って
何も知らない人が読んだら
意味不明の記事・・・。
posted by じゅくちょー at 13:51| 日記
塾で人は変わる〜Mちゃんの場合〜
私の中で塾は自分の弱いところを変える
きっかけになる場所だと思っています。
今日は11期生Mちゃんの話。
Mちゃんはあの震災からわずか1か月後、
元気をなくしている娘さんに変わる
きっかけを与えたいという親御さんの
思いで、中1のときに入塾してくれ
ました。
第一印象はまじめそうなおとなしい子。
実際、そうでしたけどね。
うちの塾生、みんなそうですが、入塾して
最初の難関は「課題の多さ」。
けして多すぎるわけではないのですが、
締め切りのある中、自分でスケジュールを
立て、コツコツやっていかなければ終わ
らない量であることは事実。
彼女もいい加減にはできない性格
でも、ハードな吹奏楽部。当時は今より
部活も大変でしたからね。
見ていてもわかるくらいアップアップな
状態でした。
でも人間、慣れていくもので、一時は
嫌になって投げ出してしまうのではない
だろうかと心配になりましたが、
いつの間にか自分で時間をうまく回せる
ようになっていきました。
これが一つ目の変化。
そして、朝・・・
うちの塾生にとって、「朝塾」の活用が
自分を変えるきっかけになるのは
間違いありません。
Mちゃんの親がそもそも早起きだった
ということもあり、特に中3になって
からは毎日、朝塾を活用してくれていました。
そのおかげで、Mちゃんは今でも早起き
の生活を送っているそうです。
Mちゃんのように、うちの塾の朝塾の活用
がきっかけで高校、大学、社会人に
なってからも早起きの生活を送っている子
の話を聞きます。
保護者の方からお話を伺っても、自分の
子どもの悩みの一つに、「朝なかなか
起きないこと」というのがあります。
朝起こすストレスがなくなるだけで、親御
さんの気分も大きく変わっていきます。
とにかく、Mちゃんは朝塾を最大限に
活用し、すっかり朝型人間になりました。
そして彼女の一番の悩み、問題は「数学」。
定期テストではある程度とれても、模試に
なるとなかなか取れない。
本人にも強い苦手意識があるようでした。
ちなみに中3最初の7月模試の数学が36点。
力はあるのになかなか成績が上がってい
かない原因がここにありました。
しかし、彼女はしっかり数学と向き合う
ことを始めました。
結局、苦手なものを苦手なままにするか、
きちんと向き合うかで大きく変わって
きます。
この当時は言ってませんでしたが、いわゆる
苦手教科への「愛」!!!!
これが必要なんでしょうね。
そんなMちゃんの数学の得点は
8月模試 49点
9月模試 54点
10月模試 62点
11月模試 51点
12月模試 54点
1月模試 67点
2月模試 77点
数学を克服したとは言えませんでしたが
彼女なりの努力があり、私が見てても
だいぶできるようになった実感がありました。
でも一番大事なのは、自分と向き合うことが
できるかどうかなんですよね。
彼女は無事、志望校に合格しました。
高校生活も忙しくなる中、
高校に入学した彼女から一つの提案が
ありました。
「朝塾、利用させてください」
彼女は受験終了とともに卒塾しましたが
朝塾は塾生だけでなく、卒塾生も無料で
利用できます。
しかし、高校生で、朝塾を活用する子は
ほとんどいません。
通学に時間がかかったり、あるいは高校も
早く開いているので、学校で勉強できたり
しますからね。
しかし彼女は仙台南高校。
朝8時くらいに出ても余裕で間に合う。
そこに目を付けたのでしょうね。
「毎朝、数学をやりたい」「教えてもらえま
せんか」と。
私は塾では主に中3を教えていて、高校生の
勉強からは遠ざかっていることもあり、
不安はありましたが、彼女の真剣な眼に
了承しました。
学校の課題や予習でわからない問題を
どんどん聞いてきました。
私も高校時代は数学得意の文系だった
ので、ある程度は対応できましたが
忘れているところもあり、難しそうな
問題には前日の夜に写メで送ってもらい
翌朝解説するということをやっていました。
そんな活用していいの?と思われた方も
いるかもしれませんが、塾の活用、
塾長の利用にきまりはありません。
自分がこうしたいと思えば、まずは
言ってみることです。
生徒から熱い思いで頼まれれば、嫌とは
言えません。
なんでもそうですが、やりもしないのに
「無理」と決めつけてしまったり
「きっと〜だろう」と想像して何も行動
しなかったりするのはもったない話です。
Mちゃんの朝の数学タイムは私の日課に
なりました。
高校生の数学は深いですよね。
たまにはすぐに解決できなくて一緒に考え
たり、答えがなくて、自信のないまま
だったら、翌日「あの答えであってました」
と嬉しそうに報告してくれたり・・・。
プチ自慢ですが
私、センター試験(当時は共通一次試験)
で現役の時は数学200点満点
一浪した時は1問ミスの196点だったのです。
併願で受けた法政大学でも数学満点でした。
(得点結果が学校に送られてきた)
あの頃は数学を解くのが楽しくて仕方なかった
感じですね。
(でも理科が苦手なので理系は無理でした)
そんなわけで、昔を思い出しながら一緒に
数学を克服していきました。
その後、彼女は高校で数学が得点源になるほど
数学が得意になりました。
苦手を克服、そしてそれを得意科目にする
努力の結果ですよね。
彼女は現在、横浜の大学に通っています。
今年の成人式の時もそうですが、仙台に
帰省の折には必ず時間を作ってくれます。
大学1,2年生の頃は帰省の時に講師のお手伝い
もしてもらっていました。
今は英語を頑張っているようですが、先日
話したときに「中3の時に塾長からもらった
プリント、今でもとっておいてるんですよ」
と言ってました。
「今更どうすんの?」と聞いたら
「いや、英語のルールとか、高校でも役に
たちましたし、今でも役に立ってます」
という嬉しい言葉をもらいました。
今年の夏は11期生とナイター観戦に行く予定
です。日中、ボウリングでもして、夜は
ボックスシートでビール片手にナイター観戦。
みんな集まってくれるといいな。
苦手なものと向き合い
愛をもって取り組む・・・
これですね。
きっかけになる場所だと思っています。
今日は11期生Mちゃんの話。
Mちゃんはあの震災からわずか1か月後、
元気をなくしている娘さんに変わる
きっかけを与えたいという親御さんの
思いで、中1のときに入塾してくれ
ました。
第一印象はまじめそうなおとなしい子。
実際、そうでしたけどね。
うちの塾生、みんなそうですが、入塾して
最初の難関は「課題の多さ」。
けして多すぎるわけではないのですが、
締め切りのある中、自分でスケジュールを
立て、コツコツやっていかなければ終わ
らない量であることは事実。
彼女もいい加減にはできない性格
でも、ハードな吹奏楽部。当時は今より
部活も大変でしたからね。
見ていてもわかるくらいアップアップな
状態でした。
でも人間、慣れていくもので、一時は
嫌になって投げ出してしまうのではない
だろうかと心配になりましたが、
いつの間にか自分で時間をうまく回せる
ようになっていきました。
これが一つ目の変化。
そして、朝・・・
うちの塾生にとって、「朝塾」の活用が
自分を変えるきっかけになるのは
間違いありません。
Mちゃんの親がそもそも早起きだった
ということもあり、特に中3になって
からは毎日、朝塾を活用してくれていました。
そのおかげで、Mちゃんは今でも早起き
の生活を送っているそうです。
Mちゃんのように、うちの塾の朝塾の活用
がきっかけで高校、大学、社会人に
なってからも早起きの生活を送っている子
の話を聞きます。
保護者の方からお話を伺っても、自分の
子どもの悩みの一つに、「朝なかなか
起きないこと」というのがあります。
朝起こすストレスがなくなるだけで、親御
さんの気分も大きく変わっていきます。
とにかく、Mちゃんは朝塾を最大限に
活用し、すっかり朝型人間になりました。
そして彼女の一番の悩み、問題は「数学」。
定期テストではある程度とれても、模試に
なるとなかなか取れない。
本人にも強い苦手意識があるようでした。
ちなみに中3最初の7月模試の数学が36点。
力はあるのになかなか成績が上がってい
かない原因がここにありました。
しかし、彼女はしっかり数学と向き合う
ことを始めました。
結局、苦手なものを苦手なままにするか、
きちんと向き合うかで大きく変わって
きます。
この当時は言ってませんでしたが、いわゆる
苦手教科への「愛」!!!!
これが必要なんでしょうね。
そんなMちゃんの数学の得点は
8月模試 49点
9月模試 54点
10月模試 62点
11月模試 51点
12月模試 54点
1月模試 67点
2月模試 77点
数学を克服したとは言えませんでしたが
彼女なりの努力があり、私が見てても
だいぶできるようになった実感がありました。
でも一番大事なのは、自分と向き合うことが
できるかどうかなんですよね。
彼女は無事、志望校に合格しました。
高校生活も忙しくなる中、
高校に入学した彼女から一つの提案が
ありました。
「朝塾、利用させてください」
彼女は受験終了とともに卒塾しましたが
朝塾は塾生だけでなく、卒塾生も無料で
利用できます。
しかし、高校生で、朝塾を活用する子は
ほとんどいません。
通学に時間がかかったり、あるいは高校も
早く開いているので、学校で勉強できたり
しますからね。
しかし彼女は仙台南高校。
朝8時くらいに出ても余裕で間に合う。
そこに目を付けたのでしょうね。
「毎朝、数学をやりたい」「教えてもらえま
せんか」と。
私は塾では主に中3を教えていて、高校生の
勉強からは遠ざかっていることもあり、
不安はありましたが、彼女の真剣な眼に
了承しました。
学校の課題や予習でわからない問題を
どんどん聞いてきました。
私も高校時代は数学得意の文系だった
ので、ある程度は対応できましたが
忘れているところもあり、難しそうな
問題には前日の夜に写メで送ってもらい
翌朝解説するということをやっていました。
そんな活用していいの?と思われた方も
いるかもしれませんが、塾の活用、
塾長の利用にきまりはありません。
自分がこうしたいと思えば、まずは
言ってみることです。
生徒から熱い思いで頼まれれば、嫌とは
言えません。
なんでもそうですが、やりもしないのに
「無理」と決めつけてしまったり
「きっと〜だろう」と想像して何も行動
しなかったりするのはもったない話です。
Mちゃんの朝の数学タイムは私の日課に
なりました。
高校生の数学は深いですよね。
たまにはすぐに解決できなくて一緒に考え
たり、答えがなくて、自信のないまま
だったら、翌日「あの答えであってました」
と嬉しそうに報告してくれたり・・・。
プチ自慢ですが
私、センター試験(当時は共通一次試験)
で現役の時は数学200点満点
一浪した時は1問ミスの196点だったのです。
併願で受けた法政大学でも数学満点でした。
(得点結果が学校に送られてきた)
あの頃は数学を解くのが楽しくて仕方なかった
感じですね。
(でも理科が苦手なので理系は無理でした)
そんなわけで、昔を思い出しながら一緒に
数学を克服していきました。
その後、彼女は高校で数学が得点源になるほど
数学が得意になりました。
苦手を克服、そしてそれを得意科目にする
努力の結果ですよね。
彼女は現在、横浜の大学に通っています。
今年の成人式の時もそうですが、仙台に
帰省の折には必ず時間を作ってくれます。
大学1,2年生の頃は帰省の時に講師のお手伝い
もしてもらっていました。
今は英語を頑張っているようですが、先日
話したときに「中3の時に塾長からもらった
プリント、今でもとっておいてるんですよ」
と言ってました。
「今更どうすんの?」と聞いたら
「いや、英語のルールとか、高校でも役に
たちましたし、今でも役に立ってます」
という嬉しい言葉をもらいました。
今年の夏は11期生とナイター観戦に行く予定
です。日中、ボウリングでもして、夜は
ボックスシートでビール片手にナイター観戦。
みんな集まってくれるといいな。
苦手なものと向き合い
愛をもって取り組む・・・
これですね。
posted by じゅくちょー at 11:00| 振り返り
奇跡は「起きる」ではなく「起こす」という話
塾長カレンダーでも

と言ってますが、「奇跡」って「起きないかな」
と思ってて起きるものではない、自分から
起こすものだと思っています。
そんな奇跡を起こした話・・・
私が中学時代、テレビでは「金八先生」がブーム。
番組から多くのアイドルも輩出したのは知っての
とおりです。
金八先生も好きでしたが、私のもう一つの注目は
NHKで日曜日に放送していた「中学生日記」。
NHK名古屋の制作でオーディションで選ばれた素人
たちが演じる学園ドラマです。
この中で、私、見つけてしまったのです。
アイドルを!!
学級委員役の堤聖月(つつみ みづき)ちゃん。
「中学生日記」は役名が本名というかなり画期的
な演出でしたが、名前も芸名みたいでしたね。
当時は毎週見て応援することしかできません
でした。
そして時がたち、高3の終わりころ、街中の電気屋
さんに映ってたテレビの映像に一瞬立ち止まりま
した。
「あ、彼女だ・・・」大人っぽくなっていましたが
すぐにわかりました。NHKの教育テレビの司会を
していたのでした。
レギュラー番組をもっているということはNHKに
手紙を出せば、彼女のもとに届くだろうと、
さっそくファンレターを書きました。
図々しくも「受験のお守りにしたいのでサイン
もお願いします」などと書いて・・・。
そして数週間後
奇跡は起きました。
彼女から返事がきました。

便箋3枚にぎっしり。
もちろんサインも!!
そして「受験頑張ってください」と鶴が1羽
同封されていました。
これを奇跡といわずに何と言いましょう。
彼女は東京の大学に進路が決まったそう
ですが、私はあえなく浪人。
その話はそこで良い思い出として終わりました。
しかし、話はまだ続きがあります。
またまた時がたち、東京で就職したばかりの
年、お盆で帰省して、実家でのんびりニュース
を見ていたら・・・
え?
えーーーーーーーーー??
彼女がニュースの原稿を読んでいたのです。
テロップを見たら「堤聖月」と。
うそっ!!!!!
調べたら東京の大学を卒業後、ミヤギテレビ
のアナウンサーになったと。
こんな奇跡って・・・。
早速、ミヤギテレビにファンレターを出し
ました。(笑)
またまた返事がきました。

私のことを覚えていてくれました。
奇跡・・・
感動でした。
私も東京生活でしたので、帰省した時しか
見られませんでしたが、彼女の姿はテレビで
時々確認していました。
その後・・・
彼女はフリーになり、今はTBCラジオの
「EARLY BIRD」という番組の
パーソナリティをやっています。
そして・・・
ついにその日が来ました。
2009年7月
勾当台公園のTBC夏祭り
彼女を見つけました!!!!
緊張しましたが、思い切り声を
かけました。
「あ、あの〜折原(結婚して苗字
が変わっている)聖月さんですよね。
ずっとファンでした」
「で、できれば写真を
あ、そしてサインも
あ、そして握手もお願いします」
とフルコースのお願いをしました。
「いいですよ」とにっこり。


30年越しの念願達成・・・
少し話もでき、ファンレターのこと覚えて
いてくださいました。
あまりにも舞い上がっていたので、
一緒にいた家族には笑われましたが、
本当にうれしかったです。
ファンレターから始まった奇跡
やはり「行動」が大事だと思いました。
昔は生徒たちにこの話をしていました。
奇跡を起こしたければ、まずは「行動」だと。
今もたまに土曜の朝、ラジオを聞いて、
その優しい声に癒されてます。
ちなみに聖月さん・・・同い年です。
と言ってますが、「奇跡」って「起きないかな」
と思ってて起きるものではない、自分から
起こすものだと思っています。
そんな奇跡を起こした話・・・
私が中学時代、テレビでは「金八先生」がブーム。
番組から多くのアイドルも輩出したのは知っての
とおりです。
金八先生も好きでしたが、私のもう一つの注目は
NHKで日曜日に放送していた「中学生日記」。
NHK名古屋の制作でオーディションで選ばれた素人
たちが演じる学園ドラマです。
この中で、私、見つけてしまったのです。
アイドルを!!
学級委員役の堤聖月(つつみ みづき)ちゃん。
「中学生日記」は役名が本名というかなり画期的
な演出でしたが、名前も芸名みたいでしたね。
当時は毎週見て応援することしかできません
でした。
そして時がたち、高3の終わりころ、街中の電気屋
さんに映ってたテレビの映像に一瞬立ち止まりま
した。
「あ、彼女だ・・・」大人っぽくなっていましたが
すぐにわかりました。NHKの教育テレビの司会を
していたのでした。
レギュラー番組をもっているということはNHKに
手紙を出せば、彼女のもとに届くだろうと、
さっそくファンレターを書きました。
図々しくも「受験のお守りにしたいのでサイン
もお願いします」などと書いて・・・。
そして数週間後
奇跡は起きました。
彼女から返事がきました。
便箋3枚にぎっしり。
もちろんサインも!!
そして「受験頑張ってください」と鶴が1羽
同封されていました。
これを奇跡といわずに何と言いましょう。
彼女は東京の大学に進路が決まったそう
ですが、私はあえなく浪人。
その話はそこで良い思い出として終わりました。
しかし、話はまだ続きがあります。
またまた時がたち、東京で就職したばかりの
年、お盆で帰省して、実家でのんびりニュース
を見ていたら・・・
え?
えーーーーーーーーー??
彼女がニュースの原稿を読んでいたのです。
テロップを見たら「堤聖月」と。
うそっ!!!!!
調べたら東京の大学を卒業後、ミヤギテレビ
のアナウンサーになったと。
こんな奇跡って・・・。
早速、ミヤギテレビにファンレターを出し
ました。(笑)
またまた返事がきました。
私のことを覚えていてくれました。
奇跡・・・
感動でした。
私も東京生活でしたので、帰省した時しか
見られませんでしたが、彼女の姿はテレビで
時々確認していました。
その後・・・
彼女はフリーになり、今はTBCラジオの
「EARLY BIRD」という番組の
パーソナリティをやっています。
そして・・・
ついにその日が来ました。
2009年7月
勾当台公園のTBC夏祭り
彼女を見つけました!!!!
緊張しましたが、思い切り声を
かけました。
「あ、あの〜折原(結婚して苗字
が変わっている)聖月さんですよね。
ずっとファンでした」
「で、できれば写真を
あ、そしてサインも
あ、そして握手もお願いします」
とフルコースのお願いをしました。
「いいですよ」とにっこり。

30年越しの念願達成・・・
少し話もでき、ファンレターのこと覚えて
いてくださいました。
あまりにも舞い上がっていたので、
一緒にいた家族には笑われましたが、
本当にうれしかったです。
ファンレターから始まった奇跡
やはり「行動」が大事だと思いました。
昔は生徒たちにこの話をしていました。
奇跡を起こしたければ、まずは「行動」だと。
今もたまに土曜の朝、ラジオを聞いて、
その優しい声に癒されてます。
ちなみに聖月さん・・・同い年です。
posted by じゅくちょー at 05:00| 日記