明日の模試で中3メンバーが一堂に会するので
少しこのあとのことについて話そうと思います。
私が話をするときはできるだけ文書にも落とし、
あとから読み返せるようにしています。
明日も勉強の進め方や生活についてなど話す
つもりですが、保護者の方、他の学年の保護者
の方にも私がどんな思いをもってどんなことを
中3生に伝えようとしているのかを一部
書き留めておきます。
長いので興味ある方だけ目を通してください。
◎私がこれまで言ってきたことを実践してますか
受験生はつい「自分たちは大変」「自分たち
は特別」「受験生だから・・・」と自分中心で
物事を考えがちです。
でも受験生は何も特別ではありません。
自分が行きたい高校に行くため、やりたいこと
をするために頑張るのは当たり前のことです。
好きなことをやるためには我慢も必要です。
これはこれから先の人生においても同じこと
です。楽してうまくいく・・・なんてことは
ありません。絶対に。
仮にたまたまうまくいったとしても必ずどこ
かで痛い目にあいます。
逆も言えます。努力していればすぐに結果に
つながらなくても、必ず報われる時が来ます。
皆さんの想像以上に、周りは気を遣っています。
家族、卒塾生、講師・・・それらを当たり前の
ことと思わないでくださいね。
朝起こしてくれる、食事を作ってくれる、送り
迎えをしてくれる、忘れ物を届けてくれる、スケ
ジュールを管理してくれる、差入れをもってきて
くれる、応援メッセージをくれる、アドバイスを
くれる・・・それって当たり前ですか。
自分が逆の立場になった時に当たり前にできますか。
いつも言ってる通り、感謝は態度で示してください。
「二度目の感謝」を忘れないでください。
何か行動を起こすときは周りへの影響を考えてくだ
さい。何かされたときはその人の気持ちになって
ください。何かされることに「当たり前」は存在し
ません。どんなささいなことにも感謝の気持ちをもっ
てください。
相手もわかっているだろう、心の中で感謝してる、
あとで言うつもりだった、言われないとわからない
・・・心のどこかにそういう思いがあると、相手には
何も伝わりません。
逆にきちんと態度で示せるようになると、周りも助け
てくれます。
今は意識しながらでも行動することが大事です。
必ず自然にできるようになります。
それが受験勉強に関係あるか?
あります!
相手に意識が向く人は問題作成者の意図がくみ
とれます。何度も言ってますが問題を作って
いるのは人間です。考えながら解ける人は
なぜ、この設問の前にこの設問があるのか、
なぜこういう聞き方をしているのかが見えて
きます。
また、自分中心になってない人は自分の答案を
客観的に見ることができます。
この字で相手がわかるだろうか。意味が
通じるだろうか。そういうところまで考えます。
他の人がやってなくても自分はやってください。
他の人がやっているのを見て気づいたらすぐに
改めてください。
もっともっと周りを見てください。受験生は特別
ではありません。
これから先、もっともっと大変なことがあります。
今は勉強さえしていればいいのだからこんな楽な
ことはありません。
◎とにかく勉強!!
皆さんの中に「入試もなんとかなる」と思っ
ている人はいませんか。
去年、三高不合格だった子は常にA判定を
とっていました。
逆にこないだ話してくれた匡晴は一度もB判
定取ったことありませんでしたし、昨年二高
に合格した生徒もA判定はとったことありませ
んでした。
つまり入試というのは何が起こるかわから
ないのです。
これで大丈夫というのもなければ、絶対無理
というのもありません。
終わりや限界を決めてしまったら、あとは
落ちるだけで、それ以上上がりません。
そしてちょっと油断したり、ちょっとやらな
くなったらどんどん力は衰えていきます。
とにかく勉強し続けるしかありません。
私立まで1か月を切り、公立までも2か月
切ってます。「やばい」「まずい」と言う暇
があれば、黙ってやってください。
名学館のほかの中3メンバーを見てください。
ほかの人以上に自分が一番頑張っていると言
えますか?模試の点数のことを言っているの
ではないですよ。時間、集中力・・・どれを
とっても自分が一番だと言えるようにやって
ください。
「あいつは特別」「あんなふうには無理」と考
えた時点で負けです。
ライバルは名学館の生徒ではないですよ。
同じ中学校の生徒だけでもないですよ。みんな
の知らないライバルたちはほかの塾や家でもっと
やってますよ。今、みんなより下の成績の子たち
がラストスパートかけてきますよ。
前にも話しましたが、合格発表が終わって不合格
だった自分を想像できますか。
「もっとやっておけばよかった」「なんであの
時もっとやらなかったんだろう」そう後悔しな
い自信がありますか。
中3になって「評定」と直面した時「中1、中
2の時もっとちゃんとやってればよかった」
って思ったんじゃないですか。
最低でも自分はこの塾で一番頑張っている・・・
そう言えるような向きあいかたをしてください。
こんな話をしていきます。
ほかにも具体的な教科別の勉強法なども話します。
こういう話をしても伝わる子と伝わらない子が
います。行動を変えようとする子もいれば
何も変わらない子もいます。
実際、この時期に急速に変わった子もいます。
中3の中にも変わりつつある子がいます。
明日の模試、よい結果が出ることを祈る
ばかりです。
(珍しく夕方の更新)
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posted by じゅくちょー at 16:33|
日記