2021年12月21日

主体性を身に着けるための強制力

うちの塾は課題も多いですし、学校ワークや

やり直しや補習や、強制的にやらせることが

多い塾です。

強制という言葉はマイナスのイメージにとられ

がちです。

ましてや個性を大切にするという現代に逆行

した考え方かもしれません。

勉強は自ら考え、主体的にやるものだと思って

います。

でもそれは言うほど簡単なことではありません。

どうしても聞かれれば親切丁寧に教えてしまい

たくなりますし、生徒も楽に覚える方法、

効率的な勉強法を知りたがります。

でも実はそんなのなくて、成績のいい子たちは

みんな、とにかく頑張ってやっているのです。

たくさんのことをやってるうちに、もっと楽に

覚える方法を考えたり、自身の失敗体験、

成功体験から、独自のやり方を編み出したり

してるのだと思います。

初めから生徒の自主性に任せていたら、

間違いなく、楽な道に逃げます。

中学生くらいの生徒のことは、こと勉強面

においては信じていません。

だからこそ強制的にガンガンやらせ、

量をこなすことが当たり前に感じる勉強体力

をつけてほしいと思っています。

今、中3を見ていても中3になってから入った子

と以前からうちの塾に通っている子では明らかに

勉強体力、意識、行動力に違いを感じます。

強制的に自習に来させることで、自習の習慣が

身につきます。

強制的に朝塾に来させることで、自然と朝型に

なっていきます。

テスト前の学校ワーク3周も、テスト後のやり直し

もどんなに嫌々やっていたとしてもそれが

当たり前になっていくのです。

丸暗記は意味がないと言われますが、丸暗記すら

しない生徒においては丸暗記でもいいから

とにかく覚える努力をしてほしいと思っています。

今日の中2の理系の授業・・・平行四辺形の

証明問題のテストで、みんな間違いだったそうです。

講師と話してて、理解しようとせず、丸暗記に

走っているのがわかると言ってました。

ですから、来年一発目のテストは証明問題を

ランダムに出すということにしたようです。

良いと思います。

逃げ道を作らない、楽させない・・・

それがうちの塾のやり方です。

自ら強制させられることを望む子はいない

でしょうが、甘い自分、弱い自分を変えるには

強制力発動の環境も必要だと思っています。


今日の朝塾・・・

中1が富中生全員来ていました。

IMG_0963.JPG

テストが終わってからも意識は高いままの

ようです。

冬期講習は締め切りました。

明日かあさってには予定をお知らせします。


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posted by じゅくちょー at 22:36| 日記
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