うちの塾は中3が主役です。
中3を中心にスケジュールを組んでいます。
そのため、中3以外の学年の生徒には
我慢を強いたり、ご希望に沿わない
こともあると思います。
ただ、ほかの学年の生徒にも中3の大変さ、
中3の生徒の頑張りを感じてほしいと
思っているので、この先もこういう形で
やっていくと思います。
今の時代、選択の幅が広がり、便利な
世の中になっているため、我慢すること
も少なくなり、相手に気を遣うよりは
自分の好きなことをどんどんやっていく
ほうが多くなっているかもしれません。
また親子関係においても幼いころから
子どものやりたいことをどんどんやらせる
というご家庭が増えたため、やりたいと
思えば、やれる、やってもらえるという
考えを持っている子がいるのも事実です。
しかし、うちの塾は昭和の塾。
生徒一人一人の要望、わがままには対応しません。
今、相手がどういう状況なのか、自分の
言動がどう影響するのか、今何をすべき
なのか・・・そんなことも考えなければ
なりません。
めんどくさいですよね・・・。
まあ、そのあたりは保護者の方もわかって
らっしゃいますし、それを承知で入塾
させ、通わせてくださっているので、
それについてクレームになったことは
ほとんどありません。
中3になると、毎日顔を合わせるため、
こういうことができていない生徒は
ガンガン怒られます。
クリクラの水を交換する、ゴミを捨てる、
日めくりカレンダーをやぶる、ホワイト
ボードを消す、郵便物を届ける・・・
やれることはまだまだあります。
勉強はやらされるものではなく、自分から
学んでいくもの、問題を解くということは
問題作成者の気持ちになり、問題作成の
意図を把握すること・・・。
そんな風に考えれば、普段からこういう
行動ができる生徒は試験でも社会に
出てからも強いのです。
勉強は何のためにやるの?
よくある質問ですが、それに対し
「自分のため」という答えもありますが
私は「将来出会う人のため」と答えて
います。
自分のためなら、やらなくたっていいはず。
でも将来出会う自分にとって大切な人
のためと思えば、いい加減にはできないはず。
それが結婚相手かもしれないし、自分の
子どもかもしれないし、取引先の方かも
しれないし、患者さんかもしれないし・・・。
常に自分中心ではなくほかの人のことを
考えた行動・・・これこそが私が塾で
教えていきたいことなので。
・・・いや、もちろんそのために点数とらな
ければいけませんよ。
昨日も卒塾生の冬馬君のことを取り上げましたが、
彼が創設したアジアンブリーズのGMに
巨人やベイスターズで活躍したラミレスさん
が就任しました。
野球に興味関心のない方は何のこと?
だと思いますが、もし野球に少しでも興味ある方
は冬馬がどれだけの行動力の持ち主かが
わかると思います。
お暇な方はラミレス氏のyoutubeご覧ください。
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