お願いすることにしています。
人手不足の折ですから、やはり頼りに
なるのは苦楽を共にした卒塾生です。
そんなわけで、今日の午前中、その2名に
春期講習の指導をしてもらいました。


もちろん、やる内容、進め方等は綿密に
打合せをおこないました。
もちろん評価は授業を受けてくれている
生徒の判断に委ねなければいけませんが、
客観的に見て、人に教えるのって難しいな
と感じました。
今日のところは本人たちも緊張してましたし、
私が伝えた内容を教えるので精いっぱいだった
と思います。いわゆるミスのない指導ですね。
でも相手は「人」ですから、それだけでは
足りないわけです。
たぶん本人たちも言うは易し行うは難しで
やってみて初めて気づくことが多かったと思います。
うちの塾は授業を妨害したり、関係ない質問を
してきたりする子はいません。
だからこそ、ごまかしがきかないところもありますし、
試されている部分もあります。
正直、私自身も本調子になるまでは時間がかかります。
夏フェスあたりでようやく中3メンバーとのやり取り
もスムーズになる感じです。
幸いにも二人ともうちの塾で授業を受けていた
わけですから、生徒の立場も理解していますし、
どういう授業がよかったのかもわかっているはずです。
うちの塾は講師に対してマニュアルはありません。
常に授業はその時のメンバーや雰囲気で変わるものです。
「慣れ」と言ってしまえばそれまでですが
生徒から学び、自分で考え、いろいろと試してみて、
自分なりの伝え方、接し方、間の取り方などを
学んでいくものだと思っています。
実はうちの塾で講師の仕事をするということは
教え方がうまくなるだけではだめですし
子供が好きになったでもダメです。
相手の気持ちをわかり、自分の行動を考え、
ひいてはお互いに信頼関係を築けるように
なること。
まあ、難しいこと言ってますが、自分の
力で生徒をなんとかしようと思っていては
いい指導はできないのだろうなと感じた次第です。
新年度に向けて改めて気を引き締めていきます。
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