11年半、塾をやってきて、何度か転換期というのが
ありました。
一番大きかったのが今から8年前、4期生が中3の
時ですね。
それまでは生徒を集めるために、いかに生徒に合わせ
楽しい塾にするか・・・ということを考えていました
が、ここから、生徒に合わせるのではなく、成績を
上げるために生徒に無理をさせる・・・そんな塾に
かえていこうとしました。
その代償は大きく、生徒数が激減し、ピーク時80名
近くいた塾生が50名を切るところまでいきました。
経営的には相当厳しかったですが、それにより今まで
むやみやたらに出していた折込チラシを一切やめる
きっかけになりましたし、生徒が少ないことで自習対応
や補習の時間増が可能になりました。
結果的に塾生の成績がぐんぐん伸び(本人たちの努力
ですが)、だからこそ、楽天観戦や、クリスマス勉強会
など生徒と一緒に楽しむイベントも生まれ、すべてが
プラスに動きました。
4期生全員高校合格とはいきませんでしたが、みんな
最後まで頑張り、いまだに仲良く付き合えています。
そこから、今に至るまで紆余曲折しながら厳しく、
しかし、温かい・・・をモットーにやってきました。
しかし、ここ最近、気の緩んでる塾生、明らかに
受身の塾生、言われたことをやらない塾生が増えてきました。
特徴としては怒られても平気・・・
こうなってくると対応が難しくなります。
しかも中途半端に結果を出している子も多く、
「結果を出してるから、そこまでやらなくてもいいでしょ」
という態度が見え隠れします。
今現在、塾生の数はけして多いわけではなく、塾生を
手放したくないですが、この1〜2ヶ月で塾内の雰囲気を
変える行動に出ています。
今までも退塾勧告を出す生徒は多数いましたが、
今回は変わる意思がないなら本当に辞めたほうがいい・・・
と本気で話してきました。
結果、中3で1名、中2で4名(1名保留)の退塾者を
出しました。この短期間でこれだけの退塾者が出たのは
初めてかもしれません。
退塾者が出れば、イメージは悪くなりますし、
悪い噂も出てきます。しかし、一番大切なのは
頑張ってる塾生の環境を守ること、そして保護者が
一生懸命働いて出してくださってるお金を無駄にしない
ことです。
気づけば、一番人数の多かった中2が中1より生徒数が
少なくなっています。
しかし、今日、中2の集会をおこなって、感じましたが、
頑張って食らいついているやつらは、全力で応援したい
と思います。
昨日、今日面談した中1生もすごく前向きで
こちらが引っ張れば必死についてきそうな子でした。
プラスの空気、前向きな空気を教室内に充満させられる
ようにしたいと思っています。
今日から中3の土日補習が始まりました。
今日、明日で二次関数は完了させます。
1日6時間・・・きついとは思いますが、12期生も
受験生への第一歩を踏み出してるわけで、もっともっと
根性をつけさせたいと思っています。
2014年09月20日
転換期だな・・・
posted by じゅくちょー at 23:23| Comment(0)
| 日記
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