今日も午前中、中1の保護者の方から1件
お問い合わせのご連絡をいただきました。
さっそくお母様との面談になりました。
そこで出た話ですが・・・
最近は「褒めて伸ばす」というのが世の中の
主流のようで、名学館のほかの教室や
他塾のホームページを見ても、「褒める」
という言葉が頻繁に出てきています。
一方、うちの塾はといえば、滅多なことでは
褒めません。
むしろ、ダメなことに対しては遠慮などせず
罵倒します。
それでやる気をなくす子もいるでしょうし、
結果的に退塾につながるケースもあるでしょう
が、私は褒めることだけがいいことだとは思って
いません。
まあ、これも古い人間の考えなのでしょうけどね。
今日の方もそうでしたし、少し前にご相談にいらし
た方もそうでしたが、
全然できていない、やれていないのに、やる気を
そがないようにするためだけに「大丈夫。できてるよ」
などと言うのはかえって、生徒や保護者の信頼を
失うことになりかねません。
できてないことは「できてない」とはっきり言う
べきでしょうし、覚えていなければ、いくら生徒が
「やった」と言ってきたとしても、バッサリ切り捨て
なければいけません。
子ども怒れない親が増えてきているといいますが、
勉強の大切さを親がきちんと説かなければいけませんし、
いろいろ理由をつけて勉強をやっていない子には本気
で怒らなければなりません。
我々が生徒に関われる時間はごくわずかですから、
生徒の中には、塾ではうまくごまかし、逃げ切ろうと
考える子がいます。
そう考えると、保護者の方と塾の考えが一致している
ことが大事で、長く通われてる保護者の方というのは
そのあたりを分かり合える方がほとんどです。
子どもが勉強を嫌いになったらどうしよう、
塾に行きたくないと言ったらどうしよう
などと考える前に、やるべきことをやらせる、
できていなければはっきり言う
それでもやらないのであれば怒る・・・
ごくごく当たり前のことだと思うのですけどね。
褒めるのなんて、結果が出てからで十分。
褒めれば伸びるほど、子どもは単純ではないと
思ってます。
中1の問い合わせが続いています。
中2はまだまだ余裕がありますが、中1はもしか
したら中2になる前にいったん募集を締め切る可能性
があります。
もし少しでも気になるという方がいらっしゃいましたら
ぜひお問い合わせください。
2014年11月12日
褒めることだけがいいことではない
posted by じゅくちょー at 13:20| Comment(0)
| 日記
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