塾は成績の芳しくない生徒が
なんとか成績を上げるために頑張る
・・・その頑張りを応援するところ
という思いでやってきています。
ですから入塾段階で、成績が悪くとも
「ああ、頭が悪いのではなく、やって
こなかっただけね。だったらやればいいさ」
というように特に点数で切ることも
なく受け入れます。
実際、成績が急激に伸びる子は、今まで
やってなかったのをやるようになっただけ
のこと。教え方どうこうではないような
気がしています。
つまり、塾というのは自分を変えるきっかけ
作りの場なんだろうなと思っています。
ただ、入塾には条件があって「やれと言われた
ことは必ずやること」「覚えろと言われた
ことは必ず覚えること」・・・。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
これまでやってこなかった生徒というのは
やってなくても誰から何を言われるわけでもなく、
「次から頑張る」と前向きな言葉を発したり、
やってる素振りを見せれば大方許されてきた
のだと思います。
塾に入るというのも「頑張ってる」アピールには
なりますから。
しかしながら、うちのような厳しい環境に置かれて
もやらないやつはやらないんですね。
よく「だってわかんないもん」という態度を示す
生徒もいますが、わかんなくてもいいからまずは
単語覚えて・・・とか計算問題をルール通りに
解いてきて・・・と言っても、やってこない
生徒がいます。
それでも「粘り強く指導しましょう」・・・
と言われそうですが、たとえば、野球の練習で
「走って」と言ってるのに、ベンチで座っていたり
「ルールを覚えてきてね」といってもいつまでも
ルールも覚えない・・・となったら、「教える」
以前の問題となるような気がするんですよね。
学校なら、それでもいいかもしれませんが、
塾では親御さんからお金をいただいているわけで、
やってこない⇒問題を解けないの繰り返しで
成績が上がらないままではさすがに申し訳ないです。
それでも本人に危機感があればいいですが、
怒られないようにごまかしたり、嘘をついたり、
やってるふりをしたり・・・。
明らかに怒られ慣れていたり、聞き流している状態
の子もいます。
そんな状態なら「やめたほうがいい」と退塾を
勧告しますが、「それもイヤ」という子もいます。
明らかに宿題をやってなくても怒られない塾とか
宿題がない塾とか、わがままが通じる塾のほうが
合ってると思うんですけどね・・・。
やる気にさせられない塾が悪いんだ!と言われてしま
えばそれまでですが、「やりたくない生徒」を
なだめすかしながらやらせることが本当にいいこと
なのか・・・。
定期テストで200点台と聞いて、ちょっと厳しいか
なあと思って課題を出したら、必死に練習して
合格する子もいます。
要は生徒自身が危機感をもって「変わろう」
「頑張ろう」という気持ちがないと、塾に通っていても
仕方がないような気がします。
ペナルティや追試を与えても、それもやらないと
なったら、どうしたらいいものか・・・。
ちょっと重いテーマにぶつかった感じです。
2014年11月27日
困ったなああ・・・
posted by じゅくちょー at 23:52| Comment(0)
| 日記
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