2015年04月13日

塾に通うのは何のため

タイトルの答え・・・
「そりゃあ、成績を上げるためでしょ」
「志望校に合格するためでしょ」
もちろんそうなのですが、じゃあ、
成績のいい子は塾に通っていないかという
とそうでもない。
一方で自分で勉強できるので
塾に通う必要がないと考える人もいます。
確かに昔は勉強ができないから、わからな
いところを教えてもらいたいから・・・
というのが通塾の理由であったことが
多かったと思います。

でも私は多くの塾生、卒塾生と接している
中で、塾に通う意味はもっとあるのでは
ないかと考えるようになりました。

一つには強制力。
自分で自分を追い込むには限界があります。
人間はどうしても楽な道に行きたがります。
塾に通うことでやらざるをえない環境に
身を置くことになり、必然的に量は増え
ていきます。
二つ目には競い合いと団結力。
私は学生時代、塾に通っていませんでしたし、
浪人時代も予備校に行かず、宅浪生活でした。
それは孤独との戦いで、相当に苦しいものです。
もちろん、学校に行けば友達もいますし、
いくらでも競い合ったり、仲間との頑張りも
できます。
でも、塾の帰属感というのは学校のそれとは
また違うような気がします。
けして仲の良いメンバーばかりが集まってる
わけでもない、それでも長い時間ともに
頑張ってることで、連帯感が生まれ、そして
ライバル意識も生まれます。
「同じ塾じゃなかったら、絶対一生口きかない
タイプだと思う」そんなことを言い合う
メンバーもいます。
うちのように少ない人数だとなおさら、
一人だけ別行動とか、一人だけやらない
というわけにはいかないので、自分を
変えることもできるのかもしれませんね。
家族とも学校とも違う第3の居場所。
これがあるのってすごく大切な気がします。

三つめはうちの塾(私?)に限ったことかも
しれませんが、人生の節目に共に喜び、
共に悩み、相談できて、喝を入れて
もらって、ずっと大切にしてもらえる
場所になれるということ。
もちろん、その時その時で専門の
あるいは身近な相談相手はいるはずです。
でも、家族以外で中学、高校、大学、
社会人になってからもずっとずっと
見守る人というのはなかなかいないと
思います。
しつこく、おせっかいなのかもしれ
ませんが、塾は一過性の場所ではなく、
長くつきあっていく場所だと思ってます。
ですから、この富沢駅前で、我妻博隆
というおじさんが塾長として常にいる
という状態を今後もずっと続けることに
意味があります。
勉強の相談だけでなく、人間関係や
就職のこと、もしかしたら今後は
結婚の相談もあるかもしれません。
私は塾生、そして卒塾生をまるごと
受け止める覚悟をもって接しています。

○○があるから塾に通う・・・
ではなく塾に通って、一緒に受験を
戦ったから、大人になってもいろん
な恩恵を受けられるとしたいです。

卒塾生たちにはこの先もまだまだ
特典はあると思います。
私自身、そういうのを考えるのが
楽しいので・・・。

今日も1名退塾の連絡がありました。
まあ、これは「縁」なので、引き止める
ことはしません。
ここで頑張りたい・・・そう思う
メンバーで頑張っていきたいです。

昨日の楽天観戦ツアーの時、あの混雑した
コボスタで「じゅくちょ〜」と声をかけ
られました。
この春高校を卒業した9期生、Mちゃんが
バイトしていました。
いい笑顔でお客さんと接していました。
塾生、卒塾生にはずっとずっと幸せに
なってほしい・・・生徒達が自分の人生を
振り返ったとき「名学館に通って本当に
よかった」と思って欲しい・・・
それが願いです。

あれ?一般論を書くはずが、結局塾の
宣伝になっちゃいました。
はい、まだまだ新規生募集中です。






posted by じゅくちょー at 23:51| Comment(0) | 日記
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