2019年05月29日

自ら動ける力

多くの塾が欠席時の振り替えを行って
いると思いますが、うちの塾は欠席
時の振り替えを行っていません。
これは後でクレームにならないよう、
入塾時にも念を押しています。
欠席したら振り替えてもらうのが当たり前
そう考えてしまうと、ちょっと調子悪い
くらいでもちょっと行きたくないなあ
と思ったくらいでも休んでしまいます。
そんな風に安易な欠席をなくしたいという
ことともともとギリギリの中で回して
いる中、講師のシフトを組みなおすのが
大変だからというのが理由です。

かといって欠席した後、私の方からはたらき
かけることはしません。欠席した本人が
後で連絡をよこし、その時見せるはずだった
宿題を見せに来て、受けるはずだったテスト
を受けに来てもらいます。
これをルールにしています。

とにかく様々な場面で生徒が自ら動く流れを
作っています。
小中学生ですと親や周りに「やってもらう」
のが当たり前になっている子が多いです。
こういう癖がついていると、何か困難に
ぶち当たった時、自分で解決しようとせず、
誰かの助けを求めてしまいます。
高校生や社会人になったら自分で動けない
生徒はどんどん置いて行かれてしまいます。
「私は消極的だから」「私はコミュ障だから」
そんな風に言ったところで誰も同情して
はくれません。
入退出時の挨拶ができない子、人にお願いするとき
無言で差し出す子、周囲の状況を考えずに
自分の都合だけで話し始める子など、行動
そのものに問題のある子がいます。
いちいちこちらから指示を出さなくとも、
自分から動けるようになってほしいと思っています。
「どうせばれないし黙っておこう」
「みんな言ってないから自分もいいや」
こういう考えが見える生徒がいますが、
大人をなめない方がよいです。
生徒がどんなにごまかそうとしても
逃げられるはずもなく、すべてお見通しです。
今できなければ大人になってもできません。
勉強以外のことにいちいち口出しするのは
塾の範疇を越えているかもしれませんが、
うちの塾は最低限のルールは教えていくつ
もりです。


posted by じゅくちょー at 23:12| 日記
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