私は若い頃から文字を書くのが好きだった。
きっかけは小5の時。
当時はラジオブーム。
私も流行にのって、夜のラジオ番組に
夢中になっていました。
今の子どもたちがYOUTUBEに夢中になって
いるようなもん?
ちょっと違うか。(笑)
そしてラジオを聞いてるだけでは物足りず、
ハガキを投稿し始めた。
最初は単に曲のリクエスト。
あの、ラジオで読まれるかもしれないという
ドキドキ感、高揚感は言葉では表せない。
初めてハガキが読まれたときに、そのDJの
方が「堂々とした大きい字ですね」と
ほめてくれた。
めちゃうれしかった。
・・・というわけでそこから私の
ラジオ投稿人生が始まった。
東北放送の「AMO」というラジオ番組
では、毎週ハガキを出し、いつの間にか
「常連」と呼ばれるように。
あの大友康平にも名前覚えられていた
からね。
東京のラジオ番組、大阪のラジオ番組、
名古屋のラジオ番組ともう毎週毎週
いろんな番組にハガキを書きまくって
いました。
それが中学、高校時代。
就職してから、最初の配属になったのが
チャレンジの編集部。
実は中学生のチャレンジの国語の
教材編集をしていたんですよ。
そうすると、来るんですよ・・・
あれが・・・
あれ
ファンレター(笑)
ね、びっくりですよね。
毎週いろんな子から届くわけです。
当時の会社の方針で、もらった
ファンレターにはなるべく返事を
書きなさいと・・・。
だから、書いてましたよ。
ファンレターの返事。
そうすると、返事の返事が来る・・・
結局文通状態になり、一時は
毎日返事書いてましたね。
ただ、昔から何かを書くってことが
嫌いじゃなかった、むしろ好きだった
ので、仕事の気分転換になって
楽しかった!!
そして16年前に塾を開き、何かあるときは
生徒や保護者に手書きの手紙を書くように
なりましたね。
手書きってなんか嬉しいじゃないですか。
前に卒塾生から、中学時代に塾長から
もらった応援の手紙、今も飾ってます
なんて聞くと、涙がちょちょ切れそうに
なります。
どんなに拙い字でも、気持ちがこもって
いれば思いは伝わるはずだ・・・そんな
風に思ってます。
入試近く、卒業近くになると、家に持ち帰
って、夜な夜な手紙を書いているので
うちの奥さんからも「マメだね〜」と
褒められてるのか馬鹿にされているのか
わからないような言葉をかけられます。
だから、私もベネッセ時代に生徒たちから
もらった手紙や塾を始めてから生徒や
保護者の方からいただいた手紙は捨てられず
大切にとっています。
PCやスマホ全盛の時代ですが、
自分の手で書く・・・ということ
大切にしたいな。