2019年07月24日

選択肢を広げると

うちの塾に入ってくる子はほとんどが

公立高校第一志望。

これは宮城県の特徴でもありますけどね。

ただ、保護者の中には、オープンスクール

や私や先輩の話を聞いているうちに私立に

魅力を感じる方も出てきます。

これは成績・・・ということだけではなく、

合う合わないの問題なのかもしれません。

また、保護者の柔軟な考えが影響して

くるような気がします。



今日はそんな11期生の話。

当塾初の人来田中から来てくれたHちゃん。

お母さまがすごく熱心で、ネットでいろいろ

見て、ここに決めてくださいました。

最初はおとなしそうな印象だったので、

大丈夫かなあと不安もありましたが、すぐに

メンバーに溶け込み、楽しく、まじめに

頑張ってくれていました。

彼女も他の子と同様、公立志望だったのですが、

中3秋の保護者向け説明会の際に紹介した

白百合のLEにアンテナが反応したようです。

1年留学・・・でも学年が遅れることなく卒業

できる・・・。

お母さまにも本人にも海外志向があったため

海外に行くこと自体は抵抗がなかったようです。

いろいろ聞くと、本人も一応公立を受験する

けれども、白百合のLEにも魅力を感じていたと。



もちろん、だからといって勉強も手を抜くことを

せず、自習にも補習にも来てくれていました。


結果・・・


残念ながら公立高校は不合格となりました。

申し訳ない気持ちだったのですが、本人は意外にも

さばさばした表情。



どこかに白百合に気持ちが向いていたのかもしれま

せんね。


白百合に入学し、1年の終わりからニュージーランド

に1年間留学。

すごく充実した日々を送っていたようです。

私のところにも時々近況報告のメールが届いていました。



そんな彼女も高3になり、進路を決めなければならない

中、次に選んだ道が・・・・






台湾の大学に行く






留学ではありません。

台湾の大学に4年間通うといううこと。







自分の娘を県外に出したくないという親も

多い中、本当に子どものことを思い、

いろいろ経験させ、成長してもらいたい

という思いを感じました。


実は、8期生ですでに台湾の大学に進学して

いる子がいて、その子の話も刺激を受けたようです。

実際、入学前に中国語の予備校に通わなければ

いけませんが、大学進学後は東京の大学に

通わせるより安く済み、将来性があることで

メリットのほうが大きいと感じたようです。




今は英語も中国語もペラペラ・・・。

入塾当時の印象からすると、驚くほど

ポジティブになっています。

今は帰国してインターンシップ中。



彼女は日本に帰国した際には必ず連絡を

くれ、ランチや飲みに行きます。

今年は成人式にも来てくれました。

選択肢を狭めるのは簡単ですが、

ちょっと広げるだけでいろいろな世界が

見えてくることがあります。




こういう話をすると、「うちの子には無理」

と決めてしまう人が多いですが、

これからの時代、海外という選択肢は間違い

なくあります。

留学はもちろんですが、さらに進んだ選択

もあるということを教えられました。




妹さんも今、高1。もちろん海外志向があります。


いろんな意味ですごいなああと感じていますし、

頑張ってほしいという思いでいっぱいです。







posted by じゅくちょー at 12:00| 日記
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