今の時代、大学進学は当たり前です。
でも一方で、職業によっては大学に行く
必要もなく、専門学校で学び資格を
とったほうがよいという場合もあります。
何度も登場していますがうちの下の娘は
ずっと美容師志望でしたから、大学に
行く必要なかったですよね・・・。
塾に通うというということは、それだけ
勉強に対する意欲も高く、将来的にも
大学進学を考えている子が多いのも事実です。
もちろん、高校に入ってから、進路が変わって
専門学校などの道を選択するケースもあり
ますが、中学の段階でそこまで決めることは
難しいと思っています。
そんな中ですが、中学時代から「大学にはいかない」
という選択をしていたNちゃんの話。
Nちゃんは中2の終わりに入塾してきました。
久々の柳生中生でした。
彼女はテストで400点取るということは目標に
していましたが、それ以上高い目標はもっていません
でした。
彼女の夢はパティシエ・・・。
最初は小中学生にありがちな軽い気持ちなのかな
とも思っていましたが、どうも本気のようでした。
中3の最初に初めて定期テストで400点をとって
からは400点を下回ることなく、塾での勉強も
しっかり頑張っていました。
中3、7月の模試は偏差値52。
まだまだでしたね。
部活もバレー部で頑張っていましたから部活引退
後に伸びてくるのではと期待していました。
夏期講習(当時は、まだ「夏フェス」という呼び名
はなかった・・・)も「冬期講習」も冬の補習も
真面目に頑張っていましたね。
その後の彼女の成績は
8月模試 52
9月模試 51
10月模試 54
11月模試 54
12月模試 53
1月模試 57
2月模試 62
評定も悪くないですから三桜にも十分入れる
力を持っていましたが、彼女は一貫して
西高希望。
もちろん、ずっとA判定かS判定。
でも彼女のすごいのはどんなにA判定をとって
いても妥協せず、もっと力をつけようとして
いた点。
1月、2月でははっきりと数字にも出ましたね。
当然、西高に合格。
・・・しばらくは勉強から離れるのかなと
思いきや。
高校になっても塾を続けると。
大学にはいかないけれど、勉強は必要なもの。
高校でもきちんと成績をとりたい
そんな気持ちだったようです。
なかなかできることではありませんよね。
もちろん、高校でもトップクラス。
高2で塾を辞めるまで、塾でも真剣に取り組
んでいました。
その後専門学校に進み、パン製造に興味を
もち、今では横浜のパン屋さんで働いています。
私も東京に行った際、時々行ってます。
相変わらず元気な笑顔で話してくれます。
進路は人それぞれ。
どういう選択がいいかは周りが決めることは
できません。
でも大学に行かないという選択をしたとしても
Nちゃんのように「勉強は必要なもの」という
考えのもと、勉強を続けることは大切なこと
ですよね。
2019年07月28日
大学には行かない・・・
posted by じゅくちょー at 11:00| 日記