なっていますが、模試や定期テストが
終わった後にやる「やり直し」。
これを始めたのは5期生の時でした。
実はその時、テストの結果が悪かった
生徒に対し、「ペナルティとしてテストで
間違えた問題を全部ノートに書いてやり直し
たやつを提出しなさい」と言いました。
中学生って振り返ることが嫌いですから
彼もいやいややってました。
でも、「やってよかった」という思いも
かけない言葉が彼の口から飛び出して
きたのです。
あれ?これってペナルティとかじゃなくて
やったほうがいいことなんじゃない?
とその時になって思いました。
実際、それまでは「テストやり直しやって
おけよ」で済ませていましたが、実際に
やってる生徒はいなかったと思います。
でも、このやり直しを強制することで
しっかり復習になり、成績の良い子にも
好評でした。
しばらくして、保護者の方からも
「強制的にやり直しをさせてくれるので
助かる。ほかの塾にはないこと」と
感謝の言葉をいただきました。
もとろん最終的には私が言わなくても
自主的にやってくれるのがよいです。
でも、中学生の段階では多少の強制力は
必要です。
今では名学館では当たり前になっている
テストのやり直し・・・きっかけはペナルティ
だったという話です。
ただ、この「やり直し」がいやで(私も
しつこいので)辞めていく生徒が多かったです。
うちの塾は逃げやごまかしが通じないという
ことです。