私の記憶が間違っていなければ
卒塾生の中にも在籍中、皆勤だった
生徒が1名います。
塾は学校と違って休んだからといって
内申に響く〜などということがありま
せんので、普通に休むことができます。
それでも中1の最初に入塾してから高校入試
まで、補習を含め、休まなかったと思います。
4期生のMちゃん。
真面目で素直で気遣いができて、テニスも
頑張って、成績もよい・・・
まさに非の打ちどころのない子・・・。
二女高卒業の後、関西の大学に進学し、
今は結婚して大阪に住んでいます。
2年前にはわざわざ結婚の報告に来てくれました。
彼女の言動を見て、私自身が行動を振り返
っていろいろ反省したこともあるくらい。
彼女からも「塾は休まない」という言葉を
聞いたことがあります。
彼女の3年間を見てて、もちろん彼女の
資質もあるとは思いますし、努力も
あると思うのですが、この「休まない」
という気持ちこそが、受験においても
その後社会に出てからも大事なことなので
ないかと思うようになりました。
いや、だからといって咳をしながら塾に
来るのはどうかと思いますが、「塾や
学校を休まない」という意思のある子は
健康管理もできていますし、不規則な生活
もしません。
課題も計画的に進め、バタバタしているとこ
ろを見たことがありません。
うちの塾が「欠席の場合も振替はしない」
と決めているのは「安易な欠席防止」のため
です。
こういうのも昭和的な考えと言われそうですし、
家の事情、習い事、健康面などやむを得ない
欠席も多いですから、一概に「休むな」
とは言えないのですが、「休まない」
ための努力・・・そんなことを考えて
ほしいと思います。
なんかいつも精神論みたいな話をして
しまいますが
やはり「塾を休まない子」
「気遣いのできる子」
「素直に感謝できる子」
「時間を大切にする子」は
受験においても社会に出てからもきっと
うまくいく子だと思ってます。
Mちゃんの印象が大きいので、生徒たち
にもそういうところにうるさくなっている
のかもしれません・・・。