2019年08月09日

第二ボタン

卒業シーズンでもないのですが

今度の日曜日に中学校の同窓会

があるということで、ふと思い出した

出来事があります。

私は中学時代、全然もてるタイプ

ではなく、目立つタイプでもなく

地味な存在でした。

ただ交友関係ではバスケ部のイケメン

君たちと仲が良かったせいで

割と友達は多かったような気がします。


さて、そんな中学校生活も卒業式を

迎えました。

式を終え、校庭に集まり、

クラスの友人たちと写真を撮りあって

いました。

いつも一緒に帰るバスケ部の友達

たちは同学年あるいは後輩の女子たち

とキャッキャッやってる・・・。

もう帰ろうかなあと思ってた時に

バスケ部の1年生女子が私のところに

来ました。

ちなみに私はテニス部でしたが、いつも

バスケ部メンバーとつるんでいたため、

バスケ部の子もなんとなくわかってました。

名前はわからないけど、時々見かける子。






「先輩! ボタンもらえますか?」



「え?」





「まじっ?」



想定外の出来事にあわてふためき、すぐに

言葉が出なかったのですが




「あ・・・・い、い、いいよ」



と言ってボタンを取り、彼女にあげま

した。

「ありがとうございます」と言って友達

と去っていきました。








「よっしゃ〜」




当時(今でもそうなのかな?・・・でも

今はブレザーの制服も多いですからね)は


卒業式でボタンをあげるというのが

男子のステータス。


ちなみに友達のバスケ軍団は全ボタンが

追いはぎにあったように無くなっていました。



でも・・・もしかしてもしかして




第二ボタン指定で来る人がいるかもしれない

と勝手な妄想をして、その1年生には

第3ボタンをあげました。(笑)




しかし・・・・







世の中、いろんなことが起こるものです。



その直後、クラスの女子が来たのです。






まあ、普通に話す子・・・むしろ

恋愛感情などありえない子



「アガパン(中学時代の愛称)!

第二ボタンくれない?」




「え?」







「まさかのお前?」





「え?そうだったんかあああ」




正直これまた想定外の出来事に


かなり焦りましたが、

断る理由もなく「いいよ」と言って


彼女に渡しました。



いやあ、まさかこういう展開かあ


しかも第二ボタン指定だし・・・


そっかああああなどといろんなことを

考えていたら、彼女が言った一言が

衝撃的でした。











「ありがとう。私のお母さんがアガパンの

ファンでボタンもらってくるように頼まれ

たんだ」







「あ、あ、そう。よろしく言っておいて」






人生そんなものです。




ちなみに1か月後、ボタンをあげたバスケ部の

子に偶然会うことがあって、「あ、あの時は

ありがとう。ボタンもらってくれてうれし

かったよ」と言ったら




「いえ、校庭にいたら、我妻先輩が1人

寂しそうだったんで、かわいそうだと思って

行ったんです・・・」と。







「は?」





同情???





まあ、人生そんなもんです。




















posted by じゅくちょー at 05:00| 日記
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