2019年09月01日

生徒たちに伝えている言葉その6

いよいよ9月ですね。

今月も素の塾長の話や塾にまつわる話、

日々のできごとを綴っていきます。

相変わらず冗長な文章なので、読むのに

疲れるという方もいらっしゃると思いま

すが、朝5時、朝11時、夜の3回定期的

に発信していきますので、お時間のあると

きにお読みいただければと思います。


さて、生徒に伝えている言葉シリーズ。

今日は「やってないから『不安』になる、

やってるからこそ『緊張』する」

よくテスト前に「不安だああ」とか

「緊張する〜」という言葉を耳にします。

不安と緊張・・・似たような言葉ですが

その言葉を発する時の気持ちは実は全然

違うものです。


不安という言葉はマイナスなイメージが

すると思いますが、「不安だ」と言ってる

生徒はやってないから、そのやってないと

ころが出たらどうしよう・・・という思い

なのです。

一方の緊張という言葉・・・


よく「誰でも緊張する」とか「緊張するくらい

がちょうどいい」「緊張を楽しむことも大事だ」

など、緊張はどちらかというとプラスの

イメージが強いのではないでしょうか。

緊張はそこまで頑張って、努力してきた生徒が

その力を100%出し切れるかどうか・・・

そのことに悩んでの言葉なのです。

ですから、緊張するのはそこまで頑張ってきた

証拠、不安に思うのはそこまでやってこなかった

証拠・・・というわけです。

そう思えば、緊張を恐れることはありませんし、

緊張を楽しむ・・・くらいの余裕が持てれば完璧

ですよね。

もっといえば、緊張は始まるまでのことが多く、

始まってしまうと意外になんでもなかったという

こともあります。

これもやってきたからこそですよね。

私も今までいろいろな場面で緊張してきましたが

実際始まってみると大したことなかったという

ことが多かったです。


よく生徒たちに入試前に「自分が出て欲しくない

問題が出るから」と言ってます。

不安・・・つまりやってないところは的中するもので

です。

そう考えればテストに出て欲しくないところは

集中的にやってほしいですね。

不安を消すには逃げることではなく、向かって

いくことです。

こういう話って、入試が近づいてきた冬頃に

するものですが、早いうちに緊張することに

慣れ、不安を取り除くようにしてほしいという

思いで、早い段階で生徒たちにも話すように

しています。



ブログの感想メールを送る



posted by じゅくちょー at 11:00| 日記
簡単アクセスカウンター
アクセスカウンター
RDF Site Summary
RSS 2.0