2019年09月25日

大変な時こそ・・・

仕事が立て込んでくると、ついバタバタして

自分を見失いがちですが、時には手を抜く

ことも必要でしょうし、効率の良い

方法を考えるのも手でしょう。

例えば、ゴミ箱のゴミの回収、机の整頓

などちょっとしたことではありますが、

中3生が自主的に動いてくれています。

私をネタに、周囲への気遣いや、忙しそう

な人に協力する心、そして行動すること

を学んでいってほしいと思ってます。

私が生徒をこき使っているようにも見えますが

私の中では中3生はほかの生徒の見本に

ならなければいけませんし、毎日来ている

わけですから自分たちのことをお客様と

思わず、スタッフの一員だくらいの気持ちで

動いてほしいと思っています。

さて、なぜにそんな話をいているかと

いうと、また出てきちゃったんですよ。

懐かしの本が・・・

IMG_6611.JPG

私がベネッセ時代に編集を担当した本。

東京下町の5つ子ちゃんのお母さんの

育児記録を書いた本・・・。

1996年発行となってますから、今から23年前。

当時、毎年のように成長記録がテレビ放映されて

いたので、覚えてらっしゃる方も多いかも

しれませんね。

何度かご自宅にもお邪魔しました。

本当にサバサバしたお母さんで、

そして本当に強いお母さんでした。

育児ってつい「こうしなきゃいけない」

ってマニュアルのように考える方が

いますが、そんな優等生のように

やっていたら5つ子なんて育てられない

・・・ごもっともです。

どれだけ愛情をかけて手を抜くか

彼女の話からそういう思いがいつも

感じ取れました。

手抜きというとなんでも悪いことの

ようにとらえられますが、手をかけること

がすべてではありません。

塾においても手取り足取りがよいのでは

ありません。手を抜いたり放置したり

しているように見えてもポイントになる

ところを見誤らず、しっかり見ていれば

子どもたちが自ら動けるようになります。

たぶんこの5つ子ちゃんたちもきっと

みんな今頃は主体性をもった立派な

大人になっているだろうなと思います。

そういえば、塾を始めたころに

高校の同窓会がありましたが、この本を

たまたま読んだ同級生があとがきの

私の名前を見てびっくりした・・・と

言ってました。

IMG_6612.JPG

まあ、確かに知り合いの名前が突然

出てきたらびっくりするでしょうね。

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posted by じゅくちょー at 05:00| 日記
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