私は文章を書くのは好きですが、
作文が得意かと言われると、ちょっと
自信がなくなります。
ですから、中学生がすごく簡潔で
気持ちが伝わる作文を書いてくると、
「すげえな」と感心してしまいます。
入試や模試の作文は嘘を書いて構わない
のだからね・・・といつも言ってますが、
素直な子たちなので、作文を書かせると
やはり大きな嘘はつけないのだろうなと
感じます。
そう考えると、生徒の書く作文に見える
本音のようなものって結構読んでて楽しい
ですし、感心もします。
保護者の皆さんの中にはお子様に対し
全然親の言うことを聞かないとか反抗的だ
とかおっしゃる方がいます。
でも生徒の書く作文には親への感謝、
家族といる時間の大切さ・・・を書く子
が多いです。
友達への思いやり、自分の周りの問題に
対し、何かできないかと考える気持ち等も
いつも読んでて温かい気持ちになります。
きっと生徒たちは言葉に出せないいろいろ
な思いを抱えているのだと思います。
でも黙っていても伝わりませんし、
それによって損することもあります。
思いは言葉にする、感謝は態度で表す。
「わかってるよ〜」と言われそうですが、
中学生のうちに、そういうことを恥ずか
しがらずに出来る人になってほしいと
思います。
作文・・・私が高校受験した40年前も
ありました・・・。
私の高校入試の時の作文テーマは
「中学時代、一番嬉しかったこと」
だったかな。とにかくベタなテーマでした。
素直な私は中2の時に学年で1,2を争う
美人のKちゃんに告白してOKをもらえた
話を恥ずかしげもなく書きました。
でも書いてるうちに顔がにやけ、緊張感
もなくなったような気がします。(笑)
自分としては傑作でした!(笑)
自己採点した時には国語は作文以外全部
当たっていたので、きっと作文も
満点で国語は100点だったはずです。(笑)
得点開示の制度がなかった時代ですから
なんとでも言えますね。
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