2019年12月20日

無駄なのか、不要なのか

塾をやっていると、生徒からよく

「やってもむだ」とか「せっかく覚えた

のに出なかったら無駄じゃん」という

声を聞くことがあります。

確かに人生においても限られた時間の

なかでできるだけ無駄なく、効率よく

いくのが正解なのかもしれません。

塾においても「効率の良い勉強法を

教えてほしい」「簡単な覚え方を教

えてほしい」なんて声を聞くことがあり

ます。

でも私の中では生徒たちが思っている

ほど「無駄」なことは少なく、どういう

行動も結果的には人生において、勉強に

おいてプラスになっていると思います。

もちろん、「無駄」とわかっていながら

やっている行為については注意しますし、

こうしたほうがいいんじゃない?という

提案はします。

例えばいくら時間が大切だと周囲が言っても

本人がゲーム三昧で、成績が下がって、

志望校に入れなくなって初めて気づくと

いうこともあります。

それは時間はかかったけれど、身をもって

学んだということ・・・。

だから我々にできることは様々な選択肢を

提示してあげたり、経験させたり、考え

させたりする場を与えることだと思って

ます。

うちの塾では勉強以外のイベントもいろいろ

あります。中3になると強制参加になります。

これを無駄なことととらえたり、塾なの

だから勉強さえさせていればよいという考え

もあると思います。

でも自分で考え、自分で行動し、相手の気

もちになって考える・・・これも大事な

勉強の一つです。そしてそのことが受験だけ

でなく将来に役立つこともあります。

卒塾生や私や講師が受験生のために様々な

形で支援していることをどう感じるか。

ちょっと恩着せがましいところもある

かもしれませんが、卒塾生を見ていると

ここでの経験は無駄になっていないなと

思ってます。

というわけで、また新たな企画を考えてい

ます。

今日協力をお願いしている方と相談し、

冬休みにいったん打ち合わせしましょうと

なりました。楽しみにしていてください。

(塾生、卒塾生、保護者の皆様に喜んで

もらう企画です)

感想はこちら↓
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posted by じゅくちょー at 11:00| 日記
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